2006年03月17日

子宮頸がん予防ワクチン

数日前、グラクソ・スミスクライン(http://glaxosmithkline.co.jp/)が4月より日本で、子宮頸がんの予防を目的とするヒトパピローマウイルス(HPV)感染予防ワクチンの臨床試験を開始すると、報道があった。
詳細はhttp://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2006_01/P1000332.htmlにありますが、細胞診によるスクリーニング(子宮がん検診のこと?)とワクチンの併用で、頸がんの95〜97%を予防できると考えているそうだ。
もしもうまく行ったら、近い将来、子宮頸がんにかかる人は激減するはず。
臨床試験でいい結果が出ることを心から祈っています。

さて、子宮体がんは、これからどうなるんだろう。
以前の日本では頸がんにかかる人が圧倒的に多く、子宮がん患者のうち約95%が頸がんで、残りの5%が体がんだったらしい。
「子宮がんと言ったら頸がんのこと」という時代もあったのだ。
しかし最近になって体がんの割合がぐぐっと増加し、子宮がん患者の内訳が頸がん約70%、体がん30%という資料も見る。
頸がんの予防ワクチンがうまく行けば頸がんの患者数はさらに減るだろうから、いずれは患者の割合が逆転し、「子宮がんと言ったら体がんのこと」という時代がやって来るのかもしれない。

多くのがんがそうであるように、体がんにもリスクファクター(危険因子)はある。
体がんのリスクファクターは、未婚だとか、肉食を好むとか、閉経後の人だとか、太っているとか。
ところがこれが当てはまらない体がん患者も多いのですわ。
閉経って、今は何歳?
50歳くらい? もっと上?
でも、わたくし自身は30歳代で体がんを発病していて、痩せてはいないけど太っていると言われたこともない。

わたくしの知っている体がんの方々を思い浮かべてみた。
30代、40代の人がいっぱいいる。
肥満という言葉が当てはまるような体型の方って知らない。

なので、健康な人や自分が将来がんになるのではと心配している人から「ぴょんぴょんさんはがんになってから、食生活や生活習慣のどんなところに気をつけていますか?」と聞かれると、ちょっとイラッとする。
それって「ぴょんぴょんさんはどんなへんなモン食って、どんな乱れた日常生活を送って、がんになっちゃったんですか?」とも受け取れるわけですよ。
まぁ、わたくしの思い過ごしなんでしょうけど。

蛇足ですが。
わたくしが発がんした2000年当時、ネット上には、日本語で書かれた子宮体がんの説明がほとんどなく、必要に迫られて英文サイトを見たりもしました。
意味は半分くらいしかわからなかったけれど、子宮体がんのリスクファクターとして「上流階級(セレブ)」とあり、すみません、不謹慎なんですが、それだけは嬉しかったです。
そんなことで喜んでどうする!とは思ったんですが、リスクファクターが「貧乏人」って言われるよりは…。
でもよ〜く考えると、「上流階級」というリスクファクターは、お金持ちという意味じゃなかったっぽ。
セレブはメイドさんが身の回りのことをやってくれて自分は動かなくてすむだろうし、おいしいものを食べてる人も多いはず。
で、肥満、肉食のリスクファクターに当てはまる人が多かったのではと思い当たりました。
あぅあぅ。

話がそれた。
どうやったら体がんの患者数を減らせるのかな〜と考えた結果、わたくしの脳みそでは「検診」という答えしか出てこなかった。
若くても、痩せていても、リスクファクターすべてを排除しても、なっちゃう時はなっちゃうんだもん。
防げないなら、早期発見しかないじゃない?


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posted by ぴょんぴょん at 12:46| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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