2006年08月29日

迷い道くねくねの平塚宿・大磯宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

今までの「キャンサー・サバイバーの五十三次」はこちらをご覧ください。
写真は、クリックすると大きくなります。

R0013934.JPG戻って来ました、平塚駅。
午前10時30分にスタートしました。
家を出た時間も少し遅かったのですが、その日のスタート地点まで来るのにも時間がかかるようになってきました。
だんだんおうちが遠くなる〜。
今日は、国府津までの約14kmを歩く予定です。
ちょっと頑張って小田原駅まで行っちゃいたい気もするけれど、20km以上あるみたい。
無理はしません、できません。(きっぱり)

R0013937.JPG七夕祭りで有名な平塚。
この商店街も、シーズンになれば美しく賑やかに飾り付けられるのでしょうね。


R0013940.JPG平塚宿は、駅前の商店街を抜けたあたりからはじまるみたいです。


R0013941.JPG「見附」は、城下や宿場の両端に作られているそう。
東海道では、見附から見附までの間が「○○宿」になります。
平塚宿に入りま〜す。


R0013943.JPG繁華街から外れたためか、彩色マンホール蓋は発見できませんでした。
平塚は、同じ絵柄でも、町名を入れているのが特徴。


R0013944.JPG R0013945.JPG R0013948.JPG
石碑はいくつかあったものの、実際に残っている建物はなし。
江戸時代から100年以上経っているので、町並みが変わってしまうのはいたしかたないですね。
でもそう考えると、古い町並みが今も残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区になっている場所の希少さがよくわかったりする。

R0013946.JPG消防井戸の蓋。


R0013951.JPG広重の東海道五十三次平塚宿は、このあたりの眺めを描いたそう。
まったく変わっちゃってるけど、山の姿だけは健在。


R0013953.JPG平塚宿の終わりを示す京方見附。


R0013955.JPG午前11時20分、大磯町に入りました。


R0013957.JPG大磯のマンホール蓋は豪快な絵柄。
海と磯に、松林や花、かもめがあしらってあります。


R0013958.JPGむむむ…。


R0013959.JPG R0013960.JPG
平塚あたりまでは、町のたたずまいも行き交う人も、サザンやチューブの曲に出てくるような「ナツ、恋、湘南、バリバリ行くぜぇ」って雰囲気でした。
大磯は、落ち着いた「大人の湘南」って感じ。
無人販売所など、漁村、農村風なところもあり、それでいていわゆる「田舎」っぽくもない。
明治大正の著名人が住んだり別荘を建てたりした地だけあって、非常にノーブルでした。

R0013961.JPGなぬ〜、坂!?

わたくし、今日は【20%OFF!!】☆マメ・靴ずれなどの皮膚トラブルに☆ディクトン スポーツ 56gを塗ってくるのを忘れてしまったんですよぅ。
お手柔らかにお願いしたい…。

R0013962.JPGトホホ状態で進んで行った「化粧坂」は、上がっているのがわからないほどの緩やかな坂道でした。
よかったよ〜、嬉し泣き。

木立ちが気持ちよかった♪

R0013963.JPG坂の名前の由来になった化粧井戸。
鎌倉時代、曽我兄弟の兄・十郎の愛人だった虎御前が朝夕、この井戸水を汲んで化粧したんだとのこと。
そばまで行って見たかったけど、蜘蛛の巣大サービス中につき、怖くて近寄れなかった…。


R0013966.JPGぴ「ちわっ!」
猫「どこ行くの?」
ぴ「国府津」
猫「シャァァァァァ!」

すごまれてしまいました (ToT)

R0013968.JPG R0013967.JPG
大磯宿は平塚宿からも近いためか、あまり大きい宿場ではなかったみたい。

R0013970.JPG「湘南」という言葉が大磯発祥と初めて知った…。


R0013973.JPG京都の落柿舎(らくししゃ)、滋賀の無名庵とともに日本の三大俳諧場の一つと言われる鴫立庵(しぎたつあん)。
俳句を詠む場所にふさわしく、風情たっぷりでした。


R0013975.JPGお昼に食べた「街道そば」。
歯ごたえが素晴らしかった。


R0013976.JPGほどよい満腹を抱え、木漏れ日の中をぷらぷら歩く昼下がり。
けだるい。


R0013977.JPG人もいない。
そして、あ゛づい゛!


R0013978.JPG本当に人っ子一人いない。
車も通らない。
この道で、合ってますか?


結論から申しますと、わたくしは思いっきり道を間違えていました。
そんなこととは露知らず歩いていたわけですが、ものすごく暑くて辛い。
そのうちなぜか、頭の中に映画・八甲田山の挿入歌「雪の進軍」のワンフレーズが流れてきました。

“雪の進軍 氷を踏んで

どれが河やら 道さえ知れず〜”


いや、雪ではなく、暑いんですぅ。
確かに、「道さえ知れず」は合ってるけど。
わたくしは、暑くてちょっとヤバくなってたのかもしれない。

1.5kmほど進むと、消防署があり、道の反対側には大学病院が建っていた。
バリバリのランドマークなのに、わたくしの持っている地図にはそんなこと書かれていない。
消防署の車庫に入って行ったら、消防士らしき人が車を整備していたので、道を聞きました。

消「あ〜、ここの道を曲がらずにまっすぐ来ちゃったみたいだね」

( ̄◇ ̄|||)ガビーン!!

ぴ「そうですか〜。じゃあ、間違ったところまで戻ります…」

消「どうしても東海道じゃなくちゃダメなの?」

ぴ「はいっ! 東海道を歩いていますので。日本橋から来ました!」

消「……。がっ、がんばってね…」

わたくしの夫・UKIちゃんは、「ぴょんぴょんが登山を始めたいと言い出したらどうしよう」と心配しているけれど、こういうことがあるから、わたくしに登山はムリっぽ。
山岳では道に迷ったら、ヘタすると遭難でしょう?
東海道をかわゆく歩いている分には、駅と駅の途中でも路線バスでエスケープできる。
今回だって、ぶっ倒れても、ここ、消防署だし、目の前は大学病院だし。
ちょっと辛いと、頭の中に「雪の進軍」が鳴り響いちゃうヘタレなので、身の程をわきまえ、街道オンリーでまいりますわ。

とぼとぼ戻る道すがら、公園でひと休みしつつしょんぼりと泣いていたら(嘘です。たまにはかわいいコトを書いてみたかった。滝汗)、ハイキング装備のおじさまたちに声を掛けられました。
彼らは「昔は、相模国の国府(県庁みたいなもの)がこのあたりにあり、お祭りで付近の神社の神輿が一堂に集まる場所を探している、うんたらかんたら」の、歴史探訪グループだそうです。
「このあたりの人ですか?」と尋ねられ、「東海道を歩いている」と答えたら、「ずいぶん内側に入ってきちゃったね…」と。

そうなんです。
だから〜、道を間違えちゃったんですよぅ。
往復で3kmくらいロスしたみたい。

(´・ω・`)ショボーン

このあとも、正しいコースに戻るまでに、何人かから道を聞かれた。
そう、わたくしが聞いたのではなく、「○○はどこですか?」って、聞かれたの。

わたくしはジモティーではないし、あなたと同じ迷子なんで、聞かれてもわっかんないんだよ〜ん。
わたくしってば、外国に行っても、外国人から道を聞かれるんだよなぁ。
顔に「よろず相談どころ」とでも書いてあるのかしら???

R0013980.JPG午後3時、やっと正しい道まで戻りました。
でも、やっぱり誰もいない。
不安…。


R0013983.JPG本日の到着予定地にしていた国府津までは、あと7kmくらいあるっぽ。
家の周りのウォーキングは時速4km。
でも、この前計算したら、五十三次の時は平均時速2.6kmだった。
国府津まで、あと3時間くらいかな。
日が暮れちゃわないか心配です。


R0013984.JPG午後3時20分、二宮町に突入。


R0013986.JPG椿でしょうか?


R0013987.JPG次回の五十三次では、ぜひ小田原に辿り着きたい。


R0013988.JPG午後3時35分、JR二宮駅前。
切り上げようか思いっきり迷った挙句、
頑張ります!


R0013991.JPG江戸から18番目の梅沢一里塚。


R0013993.JPG R0013992.JPG
間の宿(あいのしゅく)の松屋本陣跡。
宿場間の距離が長いところには「間の宿」として、休憩所が設けられた。
宿場ではないところに泊まるのは原則禁止だったらしい。
きびし〜。

R0013994.JPG小田原市手前の中村川。
東海道が海岸近くに出てきました。


R0013997.JPG午後4時25分、小田原市に突入。


R0013999.JPG小田原のマンホール蓋は、箱根の山と小田原城を背景に、蓮台(?)に乗った女性を担ぐ川越え人足。


R0014001.JPG国道1号線と西湘バイパスが並走し、その向こうはどど〜んと海。


R0014002.JPGこんなんもありました。


R0014003.JPG次回攻略予定の小田原、箱根方面は、もやっていてよく見えなかった。


R0014005.JPG午後5時15分、国府津駅到着。
いやはや、今日はきつかった。
「雪の進軍」が聞こえてきちゃったし。
トータルで500mlのペットボトル4本消費しましたが、飲まなかったら、消防署→大学病院コースだった?
踏破距離では14kmほどでしたが、迷って歩いた分もあり、どれだけ歩いたのか…。
万歩計は33695歩カウントしてました。
家に帰って足を見たら、左の小指先端に大きなマメがぶよぶよと鎮座していてびっくり!
Dicton ディクトンスポーツは、やっぱり偉大だと思った。

◇突撃日 2006年8月29日(火曜日)
◇天気 晴
◇踏破距離 約14km(平塚宿入り口〜国府津)
◇交通費 2170円

(続く)


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posted by ぴょんぴょん at 23:59| Comment(1) | キャンサー・サバイバーの五十三次 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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