2006年09月27日

「スキー万歳」「山医者の読みグスリ」

1979年12月に発行された「スキー万歳」(見川鯛山 著)は、絶版(?)のようで、ここに載せる表紙写真を入手できませんでした (ToT)
スキーをはじめた医学生の頃からの、スキーにまつわる四方山話。
センセの初期の作品ですが、飄々とした語り口はこの頃からだったんですね〜。
乏しい医薬品しかなく、なすすべもなくたくさんの死を見つめるしかなかった戦争体験、最愛の家族の死などは、読んでいるこちらも心が痛む。
そのような人生経験が、底抜けにお人好しで情け深くて洒脱な「山医者」「田舎医者」としての見川センセを作り上げる根底になったのかもしれないと思ったりした。

山医者の読みグスリ山医者の読みグスリ
見川鯛山 著

80歳の頃の著作。
夫婦でスキーするんですって!
しかも、診療もしてる?!
他者を温かく、情け深く見つめる目は健在。
80歳になっても「柔らかいココロ」を持つセンセを見習いたいものだと、しみじみ思う。
今までとちょっと違うなと感じたのは、医師として他者の死を見つめてきたセンセが、自らの死生観を書き始めている点。
体調不安でもあったのかと心配していたら、75歳の時に胃癌を患われたそう。
死ぬかもしれない病気をすると、普通の人でもいろいろと考えてしまうけれど、センセは医師だけに知識豊富なはず。
知っていすぎて、逆にきっつい時もあったんじゃないかと…。
でも、読者にはそれを感じさせず、さらっと読ませてくれるのはアッパレ。


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ラベル:見川鯛山
posted by ぴょんぴょん at 23:59| 今日読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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