2008年06月22日

めちゃくちゃ辛いです

一時は持ち直したかに見えた猫は、またどんどん具合が悪くなり、これからの治療方針について悩む。

大好物の餌も一切食べなくなり、口元まで持っていっても顔を背ける。
大好きだったコーヒー用のミルクをやってみたけれど、やはり、プイとそっぽを向いてしまった。

食欲が極端に落ち、慢性腎不全だとわかってから、餌だけでは足らないカロリーを補給するため、ペースト状になった動物用の高カロリーサプリメントをシリンジで口の中に無理やりのように入れて、食べさせていた。
ワタシは嫌いな味だったらしく、いつも暴れて嫌がっていたけれど、それが食べられているうちは、どうにか必要カロリーを摂れているので、少しは安心だった。

昨日あたりから、ワタシは、歩く時、ほんのわずかだが、ふらついてるようだ。
多くの時間、じっと座って、ただただひたすらボーッとしている。
高カロリーサプリペーストを口に入れても暴れなくなった代わりに、飲み込むこともせず、口の中に溜めるだけ。
食欲がないか、大っ嫌いな味なんだろう、口の中に溜め込んだペーストを口の脇から垂らし、一緒にヨダレまで垂らすので、無理やり口の中に入れるのが忍びなくなってきた。

ワタシが慢性腎不全とわかった時、獣医さんからは「ワタシちゃんは、かなり悪いです。腎不全は完治はできない病気です。投薬や食事療法で今より悪化させないようにコントロールして付き合う病気と思ってください」と宣告されている。
以前飼っていた猫も高齢になってから慢性腎不全になったが、療養食を食べながら2年生きたので、ワタシも療養食を食べながら病気と付き合ってくれるものだと考えていた。
これほど早く食欲をなくしてしまう(食欲廃絶と言うらしい)とは思わなかった。

ワタシは、お気に入りの場所だった冷蔵庫の上には、上らなくなった。
そこまでの体力がなくなったのだと思う。
ガリガリにやせ細った身体で、じっとうずくまっていることが多いため、わたくしは飼い主として、選択をしなければならなくなってきた。

選択肢は大きく3つに分かれる。

1.病院へ連れて行く

2.家で好きなように過ごさせ、強制給餌もしない

3.安楽死

病院へ連れて行けば、点滴で栄養や水分の補給はしてもらえる。
ただし、1回や数回では済まず、通院の過程や動物病院は、ワタシにとってかなりのストレスになると思われる。
そして、点滴したところで、残念だけれど病気が治るわけではなく、「延命」にしかならないのである。
その延命は年単位かもしれないし、1日単位かもしれない。
誰にもわからないのである。
悩む。

家で好きなように過ごさせると、ワタシにかかるストレスは少ないだろうけれど、餌を受け付けなくなったため、薬も混ぜて飲ませられないので、衰弱は早いだろうなぁと思う。

安楽死は…、今のところ除外。

などといろいろ考えていたら、わたくしが一番心配しているのは、「猫は、痛みを感じているんじゃないか」という部分であるとわかった。

わたくしは、ワタシの獣医さんに電話をかけ、少し相談に乗ってもらった。
獣医さんも、「点滴はある程度の効果はあるけれど、ワタシちゃんの状態では延命にしかならず、病院に来るのは猫にとってストレスになる。だから、獣医でも、家で過ごさせるか、通院を勧めるかは悩むところです」と言っていた。
結局、飼い主の考えで…ってことらしい。はぁぁ。

ワタシは現在、疼痛(痛み)は感じていないはずとのこと。
では、安楽死は選択肢から永久に外す。

獣医さん曰く、ものを食べなくても少しはもつが、「水を飲まなくなったら早い」そうだ。
ワタシには家で好きなように過ごさせ、水や餌は置いておくだけで、強制給餌はしないことにした。
猫が望んでいないのだもの…。

抱き上げるとものすごく軽くて、全身の骨が手のひらにゴツゴツあたる小さな身体。
だるそうにしているが、たまに、わたくしのことをじっと見る。
撫でると小さく鳴く。
家で最後まで見ていられるかどうか、本当に自信はないのだけれど、ワタシにとっての幸せを考えてやらなくてはならないと思う。

めちゃくちゃ辛いです。

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posted by ぴょんぴょん at 11:58| Comment(13) | ねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月28日

透明で軽い、でも絶対に存在するもの

22日に日記を書いたときより、今日は、さらに辛く空しい気持ちで記している。
あれからワタシは、少し持ち直し、猫缶のスープ分のところをわずかだけれど舐められる日が数日あった。
しかし、それも一時のことで、3日ほど前からは水しか飲まなくなった。

声も、出せなくなった。
名前を呼ぶと返事をするそぶりは見せるものの、まるで喉に何か詰まったような、「オエッオエッ」と、えづくようなしぐさを見せるため、かわいそうで名前も呼べない。
ふわふわで、頼りないほど軽い身体は、少しでも手荒に扱ったら即座に壊れてしまいそうな気がして、ぎゅっと抱きしめることもできない。
ただ、そっと撫でさするのみ。
苦しそうな様子が一切ないのが幸い。
背中を撫でたり、お腹をそっとマッサージすると、目を細めてとても気持ちよさそうな顔をして尻尾を振る。
もう、そんなことくらいしか、してあげられなくなってしまった…。

うちに来た時、ワタシは、生後3ヶ月ほどのチビっ子だった。
あれからもうすぐ10年。
今、身体は、うちに来た時よりずっと大きくなったけれど、重さは、うちの子になった時に戻りつつある。
まるで、空気のように「絶対にあるんだけれど、透明で軽い存在になる!」と決めたかのようだ。

ワタシは人間ではないので、身内を看取る時のような周囲の配慮や医療モニターなどの装置は、望めるはずもない。
つまり対外的に、「飼い猫が死にそうなので、今日は仕事を休ませてください」的なことは言えないのだ。
ここ数日は、「出かけている間に逝ってしまったら…」「朝起きたら、もう逝っていたら…」と考えると、たまらなかった。
しかし、よくよく考えると、最期の時に一緒にいたいと思うのはわたくしの勝手な思いであり、ワタシは、ひとりで静かに逝きたければそうするだろうし、わたくしに見ていて欲しいと思えば、わたくしが外出から帰ってくるまで待っていてくれるだろう。
そう思うことにした。
そして、そうであって欲しい。

木曜日、月一の内科受診日で病院へ行った。
わたくしは、ストレートに主治医へ申し出た。
「大切なペットが死にそうです。見ているのがすごく辛い時がある。耐えられなさそうな時だけ、スポット的に使える精神安定剤があったら処方して欲しい」
主治医は非常に同情してくれて、アタラックスという錠剤を出してくれた。

これって、アレルギーの薬だよ…。

アレルギーを抑えるために少しボーッとする作用があり、その作用を精神安定に使うんだそう。
へぇぇ。
お守り代わりに、ありがたくいただいておく。
Drもお薬も、「使いよう」だと思う。(Drを「使いよう」っていうのはちと失礼かな m(_ _)m)
わたくしは、飼い主の責任を果たさなくてはならない。
だから、今は、どうあっても逃げ出すわけにいかないのだ。

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posted by ぴょんぴょん at 22:21| Comment(3) | ねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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