2008年07月02日

サンタクロースの家の居候

一年の大半は寒い気候で、雪もたくさん降る。
そんな、冬が長い長い土地だけれど、ビーちゃんは気にならない。
ビーちゃんが今住んでいる家は、針葉樹の森の中に建っている。
とんがった三角屋根に煙突がついたかわいい建物で、居間には立派な暖炉があり、冬の間、炎が楽しげに燃え続ける。
暖炉の近くには、座り心地のいい、ふかふかのソファもある。
あったかい部屋の窓枠に陣取り、窓越しにひらひらと絶え間なく舞い落ちる雪を眺めていると、ビーちゃん自慢の尻尾は、いつの間にかブンブンと左右に激しく動く。
楽しい気持ちになると、猫の尻尾はそうなっちゃうのだ。

木々に積もった雪に太陽が当たると、外のすべてがキラキラして、とってもきれいだ。
ビーちゃんは目を細めて、キラキラを眺める。
あの光を捕まえてみたいと思うけれど、どこもかしこもこんもりと雪をかぶった外は、寒いから嫌いだ。

ここには、短いけれど春と夏と秋がある。
その間だけ、ビーちゃんはたまに森へパトロールに出かける。
でも、足が汚れると気持ち悪いので、お家の中にいるのが一番好きだ。

ここを「ラップランドだ」という人がいるらしいけれど、ビーちゃんにはよくわからない。
どちらにしろ地図には載っていないし、誰でも来られる場所ではないんだそうだ。
この家の主である優しくて陽気なおじいさんが、そう言っていた。

1998年のクリスマスの頃、ビーちゃんは具合が悪くなって、動物病院に入院した。
クリスマスイブの午後、お見舞いに来たママは、「お正月はお家で迎えられるといいね!」と言った。
その日、ビーちゃんは何だかママと離れたくなくて、帰って行くママを大きな目でじいっとじいっと、いつまでも見つめたのだった。

深夜、病室で眠っていたビーちゃんは、突然身体が軽くなるのを感じた。
みなみの島」へ行く飛行機に乗る時が来たのだ。
ビーちゃんは、ママから何回も「みなみの島」について聞かされていた。
ママやビーちゃんや仲間たちは、将来ずっと永遠に「みなみの島」で一緒に仲良く楽しく暮らすと決まっている。

飛び立とうとしていたビーちゃんは、シャリシャリと鳴る不思議で気持ちのいい音を聞いた。
はじめは遠くで聞こえていたその音はだんだん近づいてきて、すぐにはっきりした、たくさんの鈴音になった。
ビーちゃんは、サンタクロースに会ったのだ!
人間が大好きなビーちゃんは、ママが島に来るまで、サンタさんのお家で暮らしてみることにした。

ビーちゃんが一等好きなのは、クリスマスの前だ。
サンタさんのお家の中には、贈り物を飾ったリボンの切れ端がたくさん散らばる。
ビーちゃんの紐好きな「ねこごころ」は、とってもくすぐられて、素敵に興奮するのだ。

トナカイのルドルフとも仲良くなった。
赤い鼻のルドルフは、毎年、クリスマスの「そり」の先頭にいる。
有名なトナカイなのにちっとも偉ぶらないから、ビーちゃんはルドルフが大好きだ。
ルドルフの角にすりすりさせてもらうと、うっとりするほど気持ちいい。

昨夜、ビーちゃんは久しぶりにママの夢を見た。
「ビーちゃん、元気にしていますか? ビーちゃんに会えなくなってずいぶん経ちますが、ビーちゃんのことを忘れたことはありません。ママは、ビーちゃんの首輪を今も大切に持っていますよ。ずっと会えないわけじゃありませんから、もう少しサンタさんのお家でかわいがってもらっていてね。今度、茶色い子が行きます。「ワタシ」という名前です。ママがみなみの島に行くまで、ビーちゃんのところで面倒を見てあげてください。よろしくね。ママと会う日まで、仲良く暮らしていてください」

そしてさっき、ビーちゃんは森の中で、ママが夢で言っていた茶色い子に会った。
ワタシは、ねずみのおもちゃを2匹と、ビーちゃんが知らない新しい味のカリカリを持ってやってきた。
「ビーちゃんへのお土産に」と、ママが余分に持たせてくれたと聞き、ビーちゃんはとっても嬉しかった。
サンタさんのお家に落ち着いたワタシは、「なんだかずっと気分が悪くてご飯が食べられなかったんだけど、今はすごく良くなった」と言い、晩御飯をお代わりした。
サンタさんは、食後のミルクをいつもよりうんと多く注いでくれたけど、ワタシはそれもきれいに飲んでしまい、もう、ソファの上でうとうとしている。
ビーちゃんは今、ワタシと寄り添って久しぶりに猫同士で丸まり、特別なあったかさを楽しんでいる。
明日からワタシは、最近のママとパパの話をしてくれることだろう。

何年か、何十年か経って、ママが乗った「みなみの島行き」の飛行機が飛び立ったら、ビーちゃんやワタシたちもすぐに、ルドルフのひく「そり」に乗せてもらって、島へ向かうことになっている。
ルドルフは「ボクより早い乗り物はないよ。絶対にママよりも早く島に着けるよ。任せといて!」と言ってくれる。
だから、ビーちゃんたちは「みなみの島」の滑走路で、ママの乗った飛行機を出迎えられるはずだ。

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ワタシは旅立っていきました

DSC00686.JPG

ワタシ。
ぴょんぴょんちの猫。
1998年9月28日生まれ。
2008年7月2日午後3時35分永眠。
生前は皆様に大変お世話になり、また、ファンレターや温かい励ましのお言葉などもいただき、どうもありがとうございました。
写真は6月末に撮ったものです。
食事が摂れなくなったので、ずいぶん痩せてしまいました。

腎不全が驚くべき早さで進行してしまい、飲食ができなくなってからは、ほとんどの時間を、好きな場所に行ってうつらうつらと眠っているような状態で過ごしていました。
わたくしのそばにいるのが、特に好きでした。
DSC00668.JPG DSC00674.JPG DSC00680.JPG

苦痛はないようでしたが、時々吐きそうな様子をしたり、実際に数回吐いたりして、その時だけは苦しそうでかわいそうでした。

飲まず食わずになってからは、漠然とした不安を感じていたのかもしれません。
わたくしの姿が見えなくなると超人的な努力をしてフラフラと立ち上がり、後を追って来ようとするため、ここ3日ほどは一日中付きっ切りでした。
外出する用事がなくて幸いでした。
昨夜は、一晩中フラフラと動きたがり、なだめて横にならせるのが大変でした。

今日のお昼前、わたくしがちょっと目を放した隙によろめき歩いたらしく、飲み水のボウルにぶつかって大量にこぼし、その水溜りの中にへたり込んでいるのを見つけました。
体毛がかなり濡れてしまい、慌てて拭いたり、乾燥機で温めたバスタオルに包んだりしましたが、身体が冷えてしまったのかもしれません。
ずっと普通の呼吸状態だったのですが、午後3時頃にいきなり「グゥグゥ」とあえぐように苦しそうな呼吸をはじめ、何度かよろよろと立ち上がって息を吸おうとする様子を見せては、力尽きたように横倒しになることを繰り返しました。

その後、ひとこえ「にゃぁん」と鳴きました。
元気だった時に甘えるのと同じ、かわいい声でした。
具合が悪くなってから声が出せなかったので、久しぶりに聞いたワタシらしい鳴き声でした。

それからは何回も「グエッ」と言いながら激しく痙攣したため、折れそうに細くなってしまった身体を抱きしめて声をかけているうちに、逝ってしまいました。
苦しんだのは最期の30分ほどでしたが、その間は壮絶でした。
ワタシをもらってくる時、母さん猫に「必ずとても大切にしますから」と約束したのに、最期に苦しい思いをさせてしまいました。
本当に申し訳ない。
せめて、ワタシがこの世で見た最後のものがわたくしの姿であり、最後に聞いたのはわたくしの声であったらいいなぁと思います。
ずっと、ワタシの見開いた黒目には、わたくしの姿が映っていたんですけれど…。
ワタシの苦しみが終わり、穏やかな顔になった時も、ワタシの瞳にわたくしの上半身が映っているのが見えました。

昨夜、夫が「ワタシが死んじゃったら、獣医さんのところに連れて行って火葬してもらう」的な話をし始め、わたくしは気が動転しました。
その後、お互いが自分自身の悲しみだけを見つめたせいもあり、大喧嘩になりました。
聴力は最期まであると言います。
わたくしは、まだ生きているワタシに聞こえるところで、火葬なんて話をして欲しくなかった、その心遣いが欲しかっただけなのですが…。
他にも、「ずいぶんデリカシーがないなぁ」と思う言葉を夫から投げかけられました。
ワタシが長い間具合が悪かったので、二人とも気が立っていたのだと思います。
気を取り直し、ワタシをベッドに寝かせて「ママはシャワーを浴びてくるから、動かないで待っててね」と言い聞かせていると、夫が「その間は見ていてあげるよ」と言ってくれました。
大急ぎでシャワーを浴びて10分もしないで戻ると、夫はいびきをかいて寝ており、ワタシがふらふらしながらベッドから降りようとしているところでした。

わたくしの結婚生活は崖っぷちで、それでも我慢する価値はあるのではないかと考えていました。
わたくしにも短所や欠点はあり、夫にもいいところはあるのです。
でも、何だか今回は、どうしようもなく夫の言動がこたえます。
神様のような存在があるなら、どうぞして今わたくしに、どんなことにも耐えられ、どんなことをされても相手を許せる広い広い心をくださいとお願いしたいです。

そして、今までたくさんの肉親や知り合いやペットを送り、お別れには慣れているはずなのに、今回はとても辛いです。
ワタシは、わたくしの癌になる前、治療中、治療後の具合の悪い時期をすべて知っていて、ずっと体調の優れないわたくしと一緒に寝ている時間が多かった、特別な子でした。
悲しみと共にではなく、温かい気持ちや懐かしく優しい気持ちでワタシのことを思い出せる日が、一日も早く来ることを願っています。

もしかしたらわたくしは、すぐにでも新しい子を飼い始めたほうがいいのかもしれません。
わたくしの悲しみは癒され、保健所に行く子が1匹減ります。
ワタシも、先住猫を送ってから1週間ほどで飼い始めた子です。
でも、ワタシを送った辛さを思い出すと、新しい子を飼うのは躊躇する気もあります。

先ほど夫が帰宅したので、ワタシの最期の様子を話しました。
夫「ふふっ、最期まで元気だったんだね!」(苦しくて動き回ったんだと思いますが…)
ぴ「ワタシの最期が苦しそうで、トラウマになりそ」
夫「じゃあ、もう飼うのはやめるんだな!」
ぴ「そんな言い方しなくても…」
夫「だってそうだろ? トラウマになるんだったらもう飼えないだろう?」

ワタシを寝かせた箱を見た夫は、「へ〜、おあつらえ向きの箱じゃない。くすっ(笑)」
なんでそう言う言い方になるのかしらん…。
くどいようですが、今回はそんな夫のものの言い方がとてもこたえます。

わたくしは、癌の患者サイトをやっている関係上、見ず知らずの方からいきなり「私の苦しみ聞いてください!」という訴えを投げかけられて困惑することがあります。
ですから、今、本当に本当に「今まで生きてきた中で最高レベル」に辛いのですけれど、相手の都合も考えずに自分の辛さを聞いてもらおうとは思いません。
ただ、もしもわたくしのリアル友人や、わたくしのことを友達だと思っている方がここを見ていて、「たまにはぴょんぴょんの力になってもいいかぁ」と思われるなら、会って話したりする時間を作っていただけるとありがたいです。

今晩は、ワタシのお通夜をします。
↓ お線香の代わりに手向けていただけたら嬉しいです

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2008年07月05日

さらに小さくなって…

このたびのワタシの旅立ちに際しましては、たくさんの方からコメントをいただき、ありがとうございました。
ご自分のブログにも悼む文を書いてくださった方もいらっしゃり、改めてお礼申し上げます。
電話やメールなどで連絡をくれたリアル友人たちにも感謝いたします。

3日、ペットの葬儀屋さんに迎えに来てもらって一体だけの個別火葬にしてもらい、今日、お骨を引き取りに行ってきました。
骨壷に入ったワタシは、病気をしていた時より、さらに小さくなってしまいました。
でも、もうどこへも行かず、ずっと家にいてくれます。

3日にワタシを迎えに来てくれた葬儀屋さんは物腰も動作もとても丁寧で、ワタシの納棺や出棺のような儀式もありました。
ワタシの前の猫は動物病院で亡くなり、わたくしは申し訳ないことにとてもとても亡骸を見れそうになく、夫が確認した後、病院から葬儀屋さんに渡してもらったのです。
その時は、お骨になった子を迎えに行ったので、今回のような儀式は初めて経験しました。
ペットの葬儀屋さんですが、本当のお寺の中にあるので(人間の墓地もある!)、ワタシは火葬にされた翌日、お坊さんにちゃんとお経を上げてもらえました。
猫にお経が必要かどうかは賛否両論あるでしょうが、わたくしにとって、ワタシは「家族」でしたので、もちろん悲しみはありますが、できるだけのことができ、ずいぶん気が休まりました。
10年前、ワタシは何も知らない子猫で我が家へやって来ましたが、いつの間にかわたくしの年齢を超え(猫の9歳、10歳はもう老齢だそう)、わたくしには経験のないことも体験した「先輩」になってしまいました。

今回のことでは、思いがけない方からメッセージをいただいたりして、「自分が知らなかった、気がつかなかった友達がいるんだ〜!」とわかり、本当にありがたかったです m(_ _)m
反面、こちらは友達だと思っていたのに相手はそう思っていなかったようだ、というのも判明し、少し「なんだかな〜」な思いをしました。
まぁ、そんなことはいずれはわかることなので、早くわかってよかったと思うしかないです。
(ぶっちゃけ、ムカついていたりするのはナイショ。「相手には相手の都合があるから仕方ない」と、大人な意見を書いて終わりにしてみる)

本当にいろいろと考えた結果、新しい子を飼うことに決めました。
明日、見に行きます。

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posted by ぴょんぴょん at 23:59| Comment(3) | ねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

キャンサーサバイバーと「家族」

わたくしに子供はいない。
癌で子宮全摘しているので、これから産むこともできない。
残念ながら、病気になると、諦めなくてはならないことや、できなくなってしまうことはある。
わたくしは、もともと子供を切望していなかったので、子供がいないこと、できなくなったことに関して、「辛いなぁ」と思った記憶はないけれど。

しかし、「一人っきりが快適!」と思っているわけでもない。
寂しい時はあるので、何らかの形で「家族」は欲しいのだ。
人間の家族は増やせないけれど、「家族」を持つことまで諦めたくはない。
それを可能にしてくれたのが、わたくしの場合は、ペットだった。

でも…。
わたくしも、毎年確実に年齢を重ねている。
いつまでも若いわけじゃない。
これからペットを飼ったとして、もしも自分が病に倒れ、世話ができなくなったら、ペットはどうなっちゃう?
それが一番心配で、ワタシを送った後、一時は「もうペットを飼うのは止めようかなぁ」と考えた。

ところが調べてみると、本当に数は少ないけれど、ペット可の有料老人ホームはある。
また、ペットに遺産を残すテクニックがあることも知った。
法律上、ペットは「物」扱いのため、ペットそのものに直接遺産を残すことはできないが、わたくし亡き後にペットの面倒を見てくれる人に対して「最後までペットの世話をする」という条件で、わたくしの遺産を残すことができるそうだ。
「負担付贈与」(民法553条)というものらしい。
遺産のついた猫だったら、飼ってくれる人もいるだろう。

少々いやらしい考え方だけど、有料老人ホームにしても、遺産にしても、お金で解決できるんだぁ。
なら、どうにかできるかもしれない。
いや、してみせる。
わたくしが、頑張って稼げばいいだけの話じゃないの。
歳を取ったり、身体が動かなくなっても、ペットとの生活を諦める必要はないんだ!

心配事がなくなったわたくしは、ワタシの看病疲れを癒してから次の猫を探そうと考えていた。
数日間ほとんど眠れていなかったし、心労のせいか、激やせ路線に入り込みつつあった。
3日も経たず、すでに3キロ減ってしまったのだ。

ところが…。
わたくしは、とんでもないことを知った。
あのぅ、迷子や捨てられた犬猫って、保健所に持ち込まれるでしょ?
その子達は、数日間、保健所で保護されていて、元の飼い主が探しに来るのを待つ、または捨てられた子だったら、新しい飼い主に会うチャンスがある、と思っていた。
ほんの数日前まで、そう信じて疑わなかった。
非常に甘かったです。

捨てられていた子猫の場合は、飼い主がいないのがはっきりしているため、即日で殺処分だそう。
保健所に直接確認していないので本当のところはわからないが、インターネットで検索した限りでは、即日殺処分だった。
また、飼い主自身が「処分してください」と持ち込んだ動物も、即日殺処分だそう。
4日とか1週間とか、次の飼い主が現れるチャンスを待つ機会は与えられていなかったのだ。

そして、インターネット上には、「殺処分は安楽死とは違う」という話も載っていた。
炭酸ガスによる窒息死であり、かなり苦しむ子もいるそう。
絶命するまでに10〜15分かかるなんて記載もあって、絶句。
その仕事をしなければならない方の気持ちを考えると、これまた、なんともたまらない。
捨猫、地域猫保護活動、繁殖抑制、餌やりなどは、活動されている方々と反対している方々にそれぞれ意見や主義主張があり、わたくしには一概にどれが正しいなんて言えないし、言うつもりも言う資格もありません。
(↑ ここ、本当によろしく。突撃してこないでね。涙)
いろいろな意味で、辛い目、痛い目にあう子がいなくなることを願い、わたくしにできることをできる範囲でするのみです。

※処分されるまでの日数、殺処分方法は、自治体によって多少の違いがある。

ともかく、わたくしはいずれ次の猫を飼おうと思っていたのですが、捨てられた猫が辿る厳しく悲しい現実を知り、「いずれ飼う」ではなくて、「今すぐにでも飼う」にしました。
ワタシも理解して、喜んでくれると思います。

ワタシは、わたくしが選んだ猫でしたが、今度は夫が選びたいと言い張るので、選択権は渡すことにしました。
離婚崖っぷち夫婦の「かすがい」になってもらう猫ですので、夫にも関わってもらわなければ…。
名前は、わたくしが付けます。

今日の午後、捨て猫の保護活動をしている方のところへ行って、うちの子候補とお見合いしてきました。
昨日捨てられていた、生後1ヶ月(推定)のミルク飲みが5匹いました。
現在、離乳にトライ中とのこと。
その中の女の子の1匹に決めました。
こんなに小さい状態の猫を育てるのは初めてで、ドキドキ。

あまりに小さくて、かわいくて、興奮してしまい、写真を撮るのを忘れたよぅ。

さらに、これも初めて知ったことなんですが、「かわいがります」ともらった猫を、実は虐待目的や動物実験用に使う「里親詐欺」があり、裁判にもなっているのだそう。
ただただびっくり、がっがり…。
そんなわけで、多くの犬猫保護団体は神経質になっていて、引き取り手が決まっても、動物をその場では渡さないようだ。
夫も、飼育環境のアンケートを書き、身分証明書の提示を求められ、飼育条件等が書かれている誓約書にサインした。
さらに、猫は家へ届けに来て、その時に家庭環境を目視で確認するんですって。
保護活動している方も大変だなぁと思う。

ぴょんぴょん家は、14日の月曜に新しい家族を迎えます。

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2008年07月08日

ぬいぐるみ

今度来る子のために、少し買い物。
基本的な猫用グッズはあるが、今度の子は、子猫にすらなっていない「ベビー」なので、ワタシが使っていたトイレは入り口が高すぎ、当分使えない。
「お菓子の缶でいいんですよ」って言われたけど、うちにはなかったので、安価なプラスチック製のトレーを購入。
保護団体の方からは食事についての希望もあり、缶詰は離乳食用、カリカリもベビー用の極小粒があるので、できればそれを食べさせてやって欲しいとのこと。
あい、あい。
身体のできる大事な時期なので、奮発してあげましょう。

子猫は体温調節がうまくできないと聞いた。
今は一時保護者宅にいて、兄弟と団子になって寝ているベビーは、うちに来たら1匹になってしまう。
猫は暑さに強くないので、冷房は必要。
でも、温度調節をわずかでも失敗すると、今度は寒がるかも。
小さいうちはちょっとしたことで生死に関わるほど体調を崩すことがあるし、完全室内飼いなので、「居心地のよさ」は飼い主が気を配ってあげなければならない。
保温をどうしよう?
ぬいぐるみでもあったら、寒い時はくっついて寝るかしら?

わたくしは、人生で初めて「アカチャ○ホンポ」ってところに行った。
丸洗いできるぬいぐるみが見当たらず、どこに置いてあるかを店員さんに聞いた。

店「何ヶ月のお子さんですか?」
ぴ「あの…、その…」

周囲は、人間の我が子やお孫さん用グッズを目の色変えて選んでいるお客さんばかり。
さすがに、「猫のためにぬいぐるみを探している」とは言いかねた。
滝汗をかいて早々に退散。

DSC00697.JPG100均のベビーコーナーで、いい感じのぬいぐるみを見つけて購入。
これで様子を見てみましょ。

14日までに、着なくなったフリースをほどいて、毛布を作る予定。
タオル地は、ベビー猫の小さな爪が引っかかって思わぬ事故につながることがあるので、毛足がループ状になっていないほうがいいそうだ。

ねこばかです。はい。

左足鼠蹊部が妙に重だるく、少し痛みもある。
極端な腫れはなく、変色もないけど、な〜んかヤな感じ。
リンパ浮腫、気をつけないと…。
公私共にいろいろなことが重なり、ストレスだぁの心労だぁの怒りだぁの落胆だぁの焦りだぁの、一度に背負い込んだ。
疲れて、抵抗力が落ちてるかもね。
こういう時は、気をつけないと本当にヤバいのだ。

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2008年07月09日

たぶんサミットプレスセンター、または洞爺湖の居酒屋

もうすぐ午後11時という時間。
めったにかかってくることのないわたくしの携帯が鳴った。
珍しい、こんな時間に誰だろう?
知らないナンバー。
ワールドワイドっぽ。
恐る恐る出る。

相手は日本語を話す、礼儀正しい男性だった。
ただし間違い電話。
「○○さんいらっしゃいますか?」って、そんな人、わたくしは知らないよん。

相手の後ろで、フランス語や英語の大騒ぎが聞こえる。
イタリア語なまり(?)の英語を話すおっちゃんの声が特にデカい。
そのうち、フランス語のおっちゃんが自己主張をはじめた。
機関銃のように話している。
意味はわからないけれど、「○○でしょ? そうでしょ? 僕の言ってること間違ってる? ちょっとあなた聞きなさいよ!」ってニュアンス。
なんだ、なんだ、よくわかんね〜。

電話をかけてきた人は「もしもし? 聞こえますか?」と叫んでる。
こっちも「もしもし?」と叫び返す。
でも、相手には聞き取れていないみたい。
そのうち、電話は切れた。

う〜ん…。
たぶん、だけど、今の電話は、洞爺湖のサミットプレスセンターの記者溜まりみたいなところか、仕事を終えた各国記者が繰り出した「IZAKAYA」からかかってきたんだと思うのよねぇ。

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2008年07月13日

だるっ

今週の初めから、左足鼠蹊部が重だるくて、かなわん。
軽く痛いのも相変わらずで、なんだかな〜。
腫れてはいないので、リンパ浮腫ではないみたいだけど。

なんだか熱っぽくもなってきた。
夫も、わたくしの身体がすごく熱いので、かなり熱があるんじゃないかと言う。
でも体温を測ったら平熱。
再び、なんだかな〜。

体調が悪く、苦しくてあまり眠れず。
むちゃくちゃだるいんですけど、来週、チビ猫が来るまでに治るかしらん?

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2008年07月14日

なちゃん

DSC00706.JPG

新しい子が到着しました。
ワタシのように何か書かせてみようとしたのですが、赤ちゃんなので、まだ無理なようです。
本当の名前はナイショですが、ハンドルは「なちゃん」にしました。
「な」ちゃんではなくて、「なちゃん」ですが、なちゃんさんとか、なちゃんちゃんでは舌噛みそうなので、呼び捨てでOKよん。
どうぞよろしくお願いいたします。

先週のお見合いの時はグレー一色に見えたのですが、縞々模様が出てきました。
大きくなったらキジトラになるのかな?

目は青色。
でも、子猫の多くは虹彩に色素が沈着していないので青目なんだそう。
それを「キトゥン・ブルー」って言うんですって。
初めて知った。
生後7週間くらいから、自分本来の目の色になっていくとのこと。

先週、「もう離乳食を食べ始めている」と聞いていたので、今日は完全に離乳していると思っていたら、まだミルクも必要でした。
一日3食で、毎回、ミルク→ペースト状の離乳食缶→ベビー用カリカリのフルコースです。
成長期のため、すぐにお腹が空くみたい。
ミルクは「んがぁぁぁ〜」とターボ飲みして、哺乳瓶の出が悪いと怒って暴れるし、ペースト缶は食べ急ぐあまり、お皿の中に上半身を全部入れてしまいました。
毛皮が、どろっどろに…。
しばらくは、すごく手がかかりそうです。

DSC00727.JPGお昼寝の時にぬいぐるみを隣に寝かせ、「しばらくは、この人がお友達です」と言い聞かせてみました。
ちなみに、左上に写っているのは単4電池4本。
なちゃんはまだ小さいので、わたくしたちと一緒には寝られません。
つぶしちゃったら困る…。
早く、一緒に寝られる大きさになってくれ〜。

DSC00736.JPGぬいぐるみがすごく気に入ったらしく、夜には「がっし」と抱きついて就寝。
買っておいて正解でした。
食事させてから暗くすると、すぐにくーくー寝てしまう、チョロいお猫さまです。
トイレは自分ででき、しかも場所も一発で覚えたので助かりました。

ぴ「あのさ、この子、ほんとに小さくて、まだ何もわかっていないっぽいでしょ? 成長してから性格の悪い猫になったり、賢くない猫になったら、私たちの育て方が悪かったってことになるのよね…?」

夫「……。そうだよね…」

当面の目標は、自分の名前を覚えさせることです。

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2008年07月15日

借りてきた、なんとか

昨日は、聞き分けのいい、どちらかと言えばおとなしい子だと思ったんですよぅ。
借りてきた猫とは、よく言ったものです。
「自分はこの家の子になるらしい」と認識した今朝からは、思いっ切り本領を発揮しています…。

DSC00742.JPG何はともあれ、朝食のミルクをターボ飲み。
本日の体重330グラムなり。

DSC00766.JPGとりあえず、寝箱に納まり、食休み(?)で寝る。
お腹を丸出しにしちゃって、緊張感はまったくございません。

DSC00771.JPG目が覚めると、「ケージから出せぇぇぇ」と激しく要求。

DSC00755.JPG念願叶ってケージから出してもらえると、リモコンに戦いを挑んだり、

DSC00760.JPGねずみのおもちゃを、いたぶってみたり。

DSC00776.JPGそしてまた、思う存分寝る。

わたくしは相変わらず、左足が「なんだかな〜」なので、なちゃんに3食を食べさせる以外の時間は横になっていたいです。

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2008年07月16日

たまげた

元気のかたまりのような「なちゃん」は、朝昼ともご飯をいっぱい食べ、夕食も機嫌よく食べた。
しかし、食べ終わった直後から激しく頭を左右に振りはじめ、ぴゃあぴゃあ鳴く。
右耳の周辺をしきりに掻きむしる動作もする。
そんなに頭をぶんぶん振ったら、血管が切れちゃうんじゃないの?
耳に虫が入ったか、何かの食物アレルギーか…。

しばらく様子を見ていたが、頭を振り続けるし、耳を掻きむしるのも止めないし、なにより、不快そうに鳴くのがかわいそうだ。
獣医さんへ連れて行くことにした。
その時、すでに午後7時。
行きつけの獣医さんが午後8時までの診療時間でよかった。

キャリーバッグに入れた「なちゃん」とバスに乗り、病院へ。
バスを降りてから病院まで、少し歩くんだよなぁ。
足が重だるいけど、そんなこと言ってられる状態ではなさげ。

動物病院に着くと、なちゃんは、こそこそと挙動不審になった。
本能的に、長居は無用な場所とわかるらしい。笑える。
そして、頭を振ったり、耳の周りを掻きむしる動作も止まっちゃった。

ぴ「あら…。なちゃん、病院に着いたら治っちゃったの?」

Dr「病院に着いて治っちゃったなら、それが一番いいよ(笑)」

ぴ「何かされるのがイヤで、平気なふりをしているんじゃないでしょうね?」

な「ぴぃぴぃ(ここから帰りたい)」

診察台に乗せられたなちゃんは、自分では精一杯の抵抗を示したつもりだったみたいだけど、しょせん、子うさぎほどの大きさと力しかなく、獣医さんに簡単につかまれ、耳の中やら口の中やらお尻やら、しっかりチェックされていた。

結果、耳には異常なし。
夕食に食べたカリカリが歯に挟まったんじゃないかという所見だった。
挟まったのを取ろうとすると、首を振ったりするらしい。
また、口元と耳は近いので、口を気にして触る動作が耳の周りをかきむしるように見えたようだ。

いやはや、ともかくたまげました。
チビっ子なので、このまま死んじゃったらどうしようかと、肝を冷やしました。
結果的に、健康診断してもらえたのは良かったです。

●生後1ヶ月くらい(この所見については疑問。身体は小さいけれど、もっと週齢あるような…)
●健康に異常なし
●ワクチンは1回目を8月中旬にしましょう

病院を出る時、なちゃんを、どやしつけた。

ぴ「なちゃん、本当に大丈夫なの? 具合悪いなら、今、言ってね。もうあんなのイヤよ。ママ、びっくりしちゃったんだから」

な「ぴぃ…」

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