2011年03月11日

大地震

はじめは、たいした揺れだと思わなかった。
いつものように、ちょっと揺れたらおさまるんだと思っていた。
ところが途中から、ギアを入れ換えたように激しい揺れに変わった。
お湯を沸かしていたガスコンロをどうにか止めた後は、ソファに座っているしかなかった。
食器棚が倒れそうになり、冷蔵庫も傾くのではないかと思う揺れ。
占いによると、わたくしの今年の運勢は、気を抜くと命を持って行かれるかもしれないほど悪いのだ。

で、とうとう「お迎え」が来たのだと思った。

目の前に置かれたテレビ台がキャスター付きだったため、揺れに合わせてテレビごと左右に「ぐわらんぐわらん」と移動してしまい、本当に恐ろしかった。
地震の後にわたくしが無事だったら、キャスターのないテレビ台に買い換えるぞ!

他の部屋から、トン、カラン、コロンと物が落ちる音が聞こえてくる。
バスルームから大きな音がして、わたくしは飛び上がった。
我が家自体が、壊れつつあるの?
危なっかしく揺れる食器棚を押さえようかと思ったけれど、止めた。
下敷きになったら、ただではすみそうにない。

ああ、揺れが大き過ぎる。
もしも家が崩れたら、ニャンズは圧死するだろう。
玄関を開けてニャンズを外に逃がそうか。
でも、逃がしたら、後で捕まえることができるだろうか?
完全室内飼いで、土を踏んだことも木に触ったこともない「なちゃん」と「もーちゃん」。
外で自活できる可能性はどのくらいあるんだろうか。
逃がすのはとんでもなく無責任なのかもしれない。
逃がしたら餓死で、家にいたら圧死。
だったら、もしかしたら、今、わたくしがなるべく苦痛なく殺してやるのが愛情なのかも。
どうやって?
だめだ、できそうにない…。
みたいなことを考えて、ゆさゆさと揺られていた。

どうしよう、どうしよう、どうしよう。

「なちゃん」は心底驚いたらしく、わたくしのそばに来ておろおろと顔を見上げ、その後ビビリ上がって固まった。
「もーちゃん」は、「家が揺れる、何これ〜?」と言いたげな様子でわたくしを見てから、揺れに合わせてカチャカチャと音を出している置物などを興味深げに見て回った。
食器棚や冷蔵庫の前に行って見物しているので、もーちゃんの上にものが倒れてきたらどうしようかと、わたくしはたっぷり肝を冷やした。
いろいろと見て満足したもーちゃん、最後はケージの中にさっさと自主避難。
動じないと言うか、逞しいと言うか。
家が崩れそうになったら、ニャンズを外に逃がそう。
後はこの子達の生命力に賭けてみようと思った。

後々、再会できますように。(祈)
名前と連絡先が書いてある首輪が外れませんように。(祈)

今まで生きてきた中で、確実に一番長く一番大きな地震の揺れがやっと止まった。
ニャンズを外に出さずに済んだ。
よかった…。

呆然と座っていたら、大きな余震到来。
その後も余震は何回も続き、揺れていない時も揺れているような感じの船酔い状態に。
ううっ、気持ち悪いよ〜 (>_<。)

いくつかのものは落ちたけれど、我が家はどうにか大丈夫。
バスルームから聞こえた大きな音は、風呂板が倒れて落ちた音だった。
震源地の周辺は大丈夫だろうか?
大きな被害がないといいけれど…。

夜、異様な雰囲気を感じて外を見た。
なぜか、うちのマンションまでは電気が来ているのに、隣の区画からは見渡す限り停電している。
信号機も街灯も点いていない。
道路は大渋滞。
車のライトが道路を光の川に変え、その周囲にはただただ暗い闇が広がっている。
夜8時頃、電力は復旧。
テレビの速報で津波の映像が繰り返し流れている。

電車は止まっている。
夫は帰宅できるのかな?

なんだか大変なことになってます(>_<。)
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posted by ぴょんぴょん at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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