2014年01月18日

奥が深いよヨーロッパ(使い捨てカイロは無いらしい)

話が途切れてしまったので、わたくしは厳かに宣言した。

ぴょんぴょん「あのね、昨日、おっきいオーロラを見た」

一同「うっそぉ!」

中年男性「昨日見たの?」

ぴょんぴょん「はい」

彼はわたくしが英単語を間違えているんじゃないかと疑ったらしく、再度言った。

男性「イエスタディ? ラストナイト?」

だから、そうだと言っておるのでございますが…。

ぴょ「はい、写真撮りました」

ウィ「今ある?」

ぴょ「あるけど、私のカメラは良くないよ」

ウィ「見せて」

わたくしは、自分のカメラで撮ったピンボケオーロラ写真を見せてみた。

若母「あっ、これ緑色だよ! オーロラだよ!!!」

一同「おおおおおおお!!!」

ぴょ「昨夜、見に行かなかったの?」

若母「ウィリアムが昨夜は出ないだろうっていうから…」

一同「はぁぁぁぁぁぁ〜〜」

彼らは本気でがっくりしていた (^_^;)

中年女性「でも、寒くなかった?」

わたくしはバッグの中を漁って未使用の使い捨てカイロを見つけ出した。

ウィ「日本にはいいものがあるんだよ」

ぴょ「はい、これ差し上げます」

女性「えっ、いいの? ありがと。でもこれなに?」

ぴょ「袋を開けると温かくなる。だから今開けちゃダメ。使う時に開けるよろし」

女性「えーっ、なにそれ、ホント!? これ、イギリスに売ってるのかしら?」

ウィ「たぶん、イギリスにはない。日本や他のアジアの一部で売ってる」

使い方の説明や、化学変化で温かくなるんだ的な説明はウィリアムがなんか言ってくれていた。
イギリスに使い捨てカイロは本当にないようだ。
どのイギリス人に見せても、「うわぁぁ、これ温かい! なにこれ? いいねぇ」と目が本気のハートマークになっていた。
そういえば、使い捨てカイロはレヴィのホテルやスーパーなどでも見かけなかったな。
寒いとこなんだからあってもよさそうなのに。

(続く)

ヨーロッパで使い捨てカイロを売ったら儲かるかも♪
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奥が深いよヨーロッパ(日本について話す)

暖炉サロンで話している時に国籍を聞かれ、「日本」と答えると、相手が必ずする「しぐさ」があった。
合掌してお辞儀するのである。
わたくしはかねがね、海外ドラマに出てくる日本人役の役者が挨拶の場面でそのしぐさをしたり、BGMは決まって尺八の音色というのが気になっていた。
日本人は挨拶の時、合掌はしないんだよ〜。
今回も、イギリス人の中年女性が合掌して中途半端な角度でお辞儀してくれた。

ぴょ「う〜ん。すごく不思議に思っていたんですが、どうして日本人は挨拶の時に合掌すると思われているのかしら? 私たち、挨拶でお辞儀はするけど、合掌は普通はしないんです」

女性「えっ、そうなの!?」

ぴょ「手を合わせるのは、主に神社やお寺でお祈りする時ですね」

女性「人と会った時に手を合わせてお辞儀しているイメージがあるんだけど…」

ぴょ「それはタイの挨拶じゃない?」

女性「ああ、そうなのね」

ぴょ「私はそうだと思います」

女性「ねぇねぇ、数年前の地震で日本は津波あったでしょ。あなたのところにも来たの?」

ウィ「ぴょんぴょんは関東に住んでる。津波が来たのはもっと上の方だよね?」

ぴょ「ええ、私のところには来ませんでした。でもとても揺れてびっくりしました」

女性「えっ、揺れたの?」

ぴょ「揺れましたよぅ」

女性「イギリスに来たことはありますか?」

ぴょ「ないんです。ヨーロッパも今回が初めてです。イギリスにはいつか行きたいと思っています」

女性「ヨーロッパ初めてなの!? あなた英語うまいわよ」

ぴょ「ホントですか? ありがとうございます!」

現在形と過去形の一部しか使えないのがバレませんように。
過去完了形や現在完了形は、もうすでに「それなんですか?状態」になっている。
使う羽目になりませんように、南無。

女性「イギリスに来るならね、ロンドンじゃなくて、湖水地方やスコットランドがいいわよ」

ぴょ「へ〜」

女性「日本の食べ物で好きなのは何?」

ぴょ「寿司と天ぷら」

女性「あらっ。ここのホテルの売店に寿司売ってたわよ!」

ぴょ「ああ、ありましたね」

確かに、パックに入った細巻きが売られていた。
食べてないから味はわからん。
ってか、フィンランドまで来て海苔がフニャ〜ってなってるっぽい細巻き寿司を買って食べようとも思いませんが。
ホントのところ、あれってだれが作ってるんだろう。
何が入ってるんだろう?
そして、わたくしの好きな寿司は「握り」なのである。

女性「あの寿司、どう思う?」

ぴょ「うっ…。いっ、いいんじゃない?」

女性「あなたは買わないの? あれは寿司なんでしょ?」

ぴょ「いえ、あの、その…」

彼女は笑い出した。

女性「あれはおいしくないってこと?」

ぴょ「いえ、そういうんじゃなくて。食べてないからわからないし。えっとね、日本国内の寿司はもう少し繊細だと思うの」

寿司には握り、巻き、ちらしなんかがあるんだよ、それにわたくしは海苔がパリパリなのが好きなのって説明してもたぶんわかってもらえないだろう。
どうすりゃええの?
非常に苦しくなったわたくしは、思いっきり意味不明&幼児的な発言をしてお茶を濁した。

ぴょ「yum yum… (おいちい…)」

女性「ねぇ、あなたって面白いわねぇ。日本人って皆あなたみたいなの?」

ウィ「彼女はちょっと特別だと思う。普通の日本人は、こんな社交的じゃないよ。知らない人ばかりのところに来て話したりはしない」

ぴょ「日本人は恥ずかしがり屋で、失敗を恐れる人が多いの。間違えたら恥ずかしいから英語を話さなかったりするみたい。私は気にしない」

ってか、ごめんね、ずうずうしくて (^_^;)

ウィ「ねぇ、君、結婚してるの? 何歳?」

ぴょ「結婚しています。年齢は…。何歳だと思いますか?」

ウィ「う〜ん、30歳?」

ぴょ「Thank you very much!」

ここはなんて良い国なんだ!!!

(続く)

欧米では日本人が若く見られると聞いていたが、どうやら本当のようです。
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奥が深いよヨーロッパ(サウナに行ってみる)

ホテルのサウナは男女別のシャワー室の中にあるため、裸での利用OK。
シャワー室の別のドアを開けるとジャグジーと冷水をたたえた小さいプールになっていて、そこは男女一緒に使うために水着着用とされていた。

わたくしがジャグジーに行くと、中でイチャついていた中年男女のカップルがぱっと離れた。
まぁ、チューくらいならいいよ、ヨーロッパだしね。

女性「ハロー、あなた英語話す?」

ぴょ「ちょっとだけね」

女性「どっから来たの?」

ぴょ「日本です」

女性「私はフィンランド人、彼はノルウェー人よ。ねぇ、日本語にヤグチって言葉ある?」

ヤグチ?
矢口?
モー娘。か?

ぴょ「名字にあります」

女性「ホント!? あのねぇ、フィンランド語でジャグジーのことをヤグチって言うのよ。私はいつもそれって日本語っぽいなって思ってたの」

ぴょ「へー。ヤグチは日本語では名字ですね」

フィンランド語だんだんわかってきたぞ。
ジャグジーがヤグチになるってことは、jがyになることが多いんだろうな。
そういえば、フィンランド人の英語だと「ジャパニーズ」が「ヤパニーズ」って言ってるみたいに聞こえる。

女性「私は看護師で、彼は自営業よ」

ぴょ「私は主婦です」

女性「あなたの夫はどこにいるの?」

ぴょ「日本にいます。仕事が休めません」

女性「ふーん」

男性「日本の人口はどのくらい?」

あっ、それはだめ (>_<)

わたくしは数字に弱くて、そもそも日本の人口を知らないのだ。
知っていたとしても、ゼロがいっぱい付く英語の数字は言い方わからん。

ぴょ「い〜っぱい」

その後、ジャグジーの横にある冷水プールは何なんだという話になった。
見るからに深いのである。
立って入ってやっと顔が出る感じの深い浴槽に、ただの冷水が満々と入っているだけ。
フィンランド式サウナは、思っていたような熱さではなかった。
ジャグジーもぬるく、体を冷やすための冷水なんて必要ないのである。
中に何か仕掛けでもあるんだろうか?

男性「君が入ってみたら?」

ぴょ「嫌ですよ! あなたが入れば?」

男性「嫌だよ、君が行けよ」

ぴょ「まぁ、どっちが入ってもいいんじゃない? 彼女、看護師でしょ? もしも心臓が止まってもCPR(心肺蘇生)してくれるだろうから安心よ」

女性「え〜、仕事以外じゃイヤよ」

結局、冷水浴槽がなんだったのか、よくわからなかった。
カップルが引き上げ、わたくし一人になった時、女性のシャワールームから素晴らしい北欧美女2名がオールヌードで突入してきて焦った。

ぴょ「あっあっ、水着来た方がいいよ。ここ、男の人も来ます」

北欧「え゛〜、ホント!? わかった、ありがと」

びっくりしたぁ。

(続く)

この人たちとわたくしって、同じ人類か??
自分がトドに思えてきた…。
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奥が深いよヨーロッパ(ええ〜、そっち!?)

「暖炉サロン」に行ったら30歳くらいの欧米男性に「日本語っていっぱい字があるの?」と聞かれた。
わたくしは手帳を取り出すと

本宅

ほんたく

ホンタク

HONTAKU


と書いた。

ぴょ「これ全部、「ほんたく」って書いてあるの。それにね、漢字には意味があるんです。「本」にはブックや正式って意味があります。「宅」は家って意味です」

男性「面白い。でもどういう時にどの字を使うの?」

ぴょ「いろいろなルールがあるんだけど、たとえば外国のものはこのカタカナっていうので書くの。だから、あなたの名前もカタカナで書くんだよ」

男性「へーーーーーー」

ぴょん「書いてあげます。名前なんですか?」

男性「僕はギリシャ人です。Mikeです」

わたくしは「マイク」と書いた。

マイク「これだけ?」

ぴょん「そう、これだけ」

わたくしはマイクの隣の男の人にも言った。

ぴょ「あなたの名前も書いてあげる」

男性「ほんと? 僕はイギリス人でJimmyです」

わたくしは「ジミー」と書いた。

ジミー「これだけ?」

ぴょん「そう、これだけ」

彼らはカタカナで書いた自分の名前の文字数が少ないのが、かなり不満らしい。

ぴょん「わかったわ、名字も書いてあげる。マイク、あなたの名字は何?」

マイク「Burton」

わたくしは「バートン」と書いた。

ぴょん「ジミー、あなたの名字は?」

ジミー「Burton」

ギリシャ人とイギリス人で同じ名字かぁ。
それともわたくしの聞き間違え?
一連の流れを見ていたウィリアムが「あれぇ、二人とも同じ名字なの?」と口を挟んだ。

マイク「うん、そう。僕とジミーは結婚してるんです」

そういうとマイクは左の薬指をひらひらさせた。
幅の太いプラチナの指輪は、確かに同じものがジミーの左手にもあった。

あうっ、あうっ。

差別する気はありませんが、身近にそういう方がいないので、言っていいことと悪いことがわからない。
傷つけたくないし、地雷を踏みたくもない。
わたくしは(たぶんウィリアムも)リアクションに困り、なるだけ平静を装って「ふぅん」と受け流した。
わたくしなぞは、ビミョーなリアクションをしてしまったことをごまかす苦し紛れに、紙に「マイクとジミー」と日本語で書いて彼らに進呈までしたのである。

とりあえずわたくしは、失礼な奴と思われずに済んだらしい。
翌朝、ホテルの朝食ビュッフェに行ったら、マイクとジミーがいた。
「おはよ、マイクとジミー」と言ったら、彼らは幸せそうににっこりした。

(続く)

ヨーロッパは本当に奥が深い…。
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奥が深いよヨーロッパ(お酒)

レヴィではレストランはそれほど遅くまでやっていないし、居酒屋的なものは見かけなかった。
夜になっても、日本のサラリーマンのように寝入るほど泥酔している人を見たことはない。
物価が高いフィンランドではもちろんお酒も高いので、ベロンベロンに酔っぱらうほど飲んだら、たぶん大変な金額になる。

DSC08145.JPG泊まっていたホテルのバーでビールが1杯約800円もして驚いたが、このホテルは良心的なほうで、1杯1500円くらい取るホテルもザラにあるそう。
それでもとにかく、夜、外で1杯やりたい人はどこかのホテルのバーへ飲みに来るしかないらしい。
ホテルのバーの脇には、なんとアルコール検知器があった。
使用料2ユーロ。


「暖炉サロン」で皆と話していたら、珍しく、かなり酔った様子のデカい北欧系のお兄さんが隣にどっかりと座った。
その時からもう、わたくしの肩を抱きしめんばかりに密接している。

うっひゃあ、目が座りかけてるよ、怖いよぅ。

ウィリアムが「彼はトナカイ牧場で働いているフィンランド人だよ」と言った。

男性「いや、俺はノルウェー人だ!」

ぴょ「はぁ、そうですか」

男性「ねぇ、君、独身?」

ウィ「いや、彼女は結婚してるよ」

男性「そうなのか。じゃ、帰るからお休みのハグして!」

トナカイ牧場のお兄さんは、わたくしにのしかからんばかりの勢いで迫ってきた。

ぎぇぇ。

わたくしは今、フィンランドで

ノルウェー人の酔っ払いに絡まれているぅぅ。


ウィリアムが「彼女は日本人だから、キスやハグの習慣は無いよ。君、そろそろベッドへ行った方がいいように見えるよ」と言ってくれた。

トナカイ牧場のお兄さんはあっさり「うん、そうだね」と身を引くと、ホテルの正面玄関を開け、ヨロヨロと外に出て行った。

え゛っ、歩いて帰るってか!?

夜の12時過ぎ。
外は-30℃以下。
いやたぶん今の時間は-35℃以下になってると思う。
お兄さん、途中で寝ないでね。

死ぬよ!? 本当に死んじゃうからね!!

(続く)

お酒飲むのも命がけってか!
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奥が深いよヨーロッパ(タイトルって…)

ウィリアムを見ていて、ちょっと不思議に感じる時があった。
なんだかめちゃくちゃ礼儀正しい部分がある。

たとえばお互いが座って話していて、わたくしが先に去る時、「ではまた」と立ち上がると、ウィリアムもすかさずパッと立ち上がる。
「もう少し居ようかな」と座ると、向こうも座る。
「やっぱり帰る」と立ち上がると、ウィリアムも立ち上がる。
とにかく、女性が立っている時は、彼は座らないのである。
この仕草、欧米のドラマで、上流階級の人たちがソーシャルな場面でやっているのを見たことあるけど…。

そして、ぴょんぴょん至上稀に見るびっくりタイム到来。
ウィリアムが「正直に言うと、僕はタイトルを2つ持っていて…」と語り出した。
彼はスキーインストラクターをしていたと言ってたから、どこかの大会で優勝したことでもあるのかな?
わたくしはスポーツに非常に疎い。
ほとんど興味がないの。
有名な大会や選手の名前を言われても、たぶんわからない。
どうしよう…。
そんなことを考えたわたくしは、やや困った顔をしたらしい。
ウィリアムはそれを、わたくしが彼の英語を理解できなかったと解釈した。

ウィ「タイトルはね、クイーンとか、キングとか、プリンスとかバロンとかうんたらかんたら。僕はデュークスです」

デュークが2つなのでデュークスか…。
わからない。
どんな大会のメダルよ?

クイーン?
ウィリアムは男の人だよ?

バロン?
バロンは男爵って意味じゃ?
……………。
……………。
……………。

なぁぁぁにぃぃぃ!?

日本国民の、平民の、中流階級のわたくしにも、わかったぞ。
つまり、このおじさんは、もとい、この人は、いや、この御方は…。

自分は爵位を2つ持っている、と言っているのである。

貴族ってこと?
バーネットの「小公子」が脳裏を横切った。
主人公のセドリックはロード・フォントルロイって呼ばれてたんだっけ?
いや、そんなことを思い出している場合ではない。
ウィリアムが正直に言ってくれたから、わたくしも正直に書くけど、

爵位を持った人に会ったことないので、

どうしたらいいのか、まったくわかりませんでした…。

「イエス、マイロード」とか、言わんといかんのか?


もうね、気絶したフリをして誰かにここから運び出してもらうか、爵位の話が聞こえなかったフリをしようかとさえ思いました。
まぁ、それも大人げないか。
普通に振る舞えばいいのかな。

ぴょ「すっ、すごい!」

ウィ「爵位はお金にならないよ。だから僕は働いてる」

ふぅん。
そう言えば、今でも優雅な暮らしを送れている貴族はほんの一握りって話を聞いたことがある。
小説にも、いわゆる「貧乏貴族」が出てくるのがあったような…。
とにかく、彼が礼儀正しい理由はわかった気がした。
女性が立っている時に座らないのも、トナカイ牧場のヨッパー兄ちゃんに絡まれた時にサラッと助けてくれたのも、本物の紳士だったからなのである。

その晩、「おやすみなさい」を言ったら、彼はわたくしの手を恭しく取って、手の甲にキスして言った。

ウィリアム「僕は、あなたのように賢くて友好的なレディとお会いできて幸せです。また今度」

どっひゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!

ありがとうございます。
そのお褒めの言葉を一生の宝として生きてまいります。
後日談ですが、帰国したらウィリアムからメールが来てた。

彼とメル友になりました (^_^;)

公爵さま、メールをいただけて、ぴょんぴょんは大変光栄でございます。
時々は日本語で書いていただけますと、恐悦至極でありまする。
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2014年01月19日

公爵さまと朝食を

え〜っと。
ぴょんぴょんは公爵さまと、朝のお食事をしました…。
はっきり書いておくけど、夜は別々に自分の部屋で眠ったんだからね。
期待した方、残念でした m(__)m
ホテルの朝食ビュッフェでウィリアムとバッタリ会ったのでした。
相変わらず、わたくしが立ち上がると公爵さまも立つ。
なんだか非日常的な感じ。

ロイヤルだよ、セレブリティーだよ。

彼は今晩の飛行機で家に帰るそう。
いろいろと、どうもありがとうございました。

午前中は氷のホテルへ。
すべてが氷のブロックで作られていてとてもきれい。

DSC08098.JPGここは教会。
本日は結婚式があるとのこと。
でも、フィンランドの本当の結婚シーズンは夏だそうです。
確かに、冬の結婚式だとドレスがぐっちょぐちょになっちゃいそう。


DSC08104.JPG氷のバーと客席。
何か1杯飲んでみたかったけれど、本日はお休み。
残念。


DSC08105.JPG


DSC08106.JPG客室。
ここはベッドが3つある広めのお部屋。


DSC08107.JPG氷のベッドの上に薄物が敷いてあり、さらにその上にトナカイの毛皮が敷かれている。
氷のホテルはとても人気があり、宿泊予約はなかなか取れないらしいが、わたくしは結構でございます。
寒そう。


夜中にトイレ行くのも命がけだよ、ここ。

午後はフリータイム。
わたくしはお昼寝して過ごした。
オーロラ観測は基本的に夜ふかしする。
昼間に寝ておかないと身体が持ちまっしぇん。

夜は、スキー場の上にあるレストランで夕食の後、レストランの外でオーロラ観測。

DSC08157.JPG ど〜どん!

夕食は再びトナカイちゃん。
命を捧げてくれたporoには本当に申し訳ないけれど、まったく食べられなかった。
ツアー参加者全員がほとんど残しまくり、本当にごめんなさい。


でも、poro無理!

そしてオーロラは…

出なかったの。

その後、毎晩通ったシルッカ湖の観測ポイントに移動。
オーロラは…。

やっぱり出なかったの (>_<)

一晩だけでもすごく大きいのが見られたのだから良しとするか。
自然相手だからしょうがない。

ホテルに戻ると、暖炉サロンに公爵さまはいなかった。
本当に帰っちゃったんだ…。
わたくしのツアーも、明朝、レヴィを離れる。

公爵さまも朝はシリアル。
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2014年01月20日

サンタクロース村へ(前編)

朝、ホテルをチェックアウト。

DSC08178.JPGバイバイ、poro。
バイバイ、レヴィ。
バイバイ、明るくフレンドリーなフィンランドの人々。
とても楽しかったので、また来たい。


今日の予定は盛りだくさん。
バスでロバニエミ方面へ向かい、まずはサンタクロース村を訪ねる。
その後、ロバニエミを各自で観光し、夕方、ロバニエミ駅から寝台列車「サンタクロース・エキスプレス」に乗って、ヘルシンキへ向かう。
ヘルシンキ着は明朝の予定。

DSC08188.JPGサンタクロース村は北極圏の境界上に作られている。
この柱が北極圏の境界で、画面左側は北極圏。
左右でどれほどの差があるんだと突っ込んではイケマセン。
ともかく、左をず〜っと行くと、北極にたどり着くんです。(たぶん)


DSC08209.JPGサンタクロースのお家。
面会は無料。
いつもはとても混んでいて、サンタさんと会うまでかなり待つらしいのだけど、この日はガラガラですぐに面会できました!
サンタさんとの面会シーンは自分のカメラでの撮影不可。
施設側が撮った写真を買うシステムになっておりました。
サンタさんはね〜、とってもわかりやすい英語を優し気な声で話す人でした。
「どこから来たの?」と聞かれて「日本から」と答えると、「コンニチハ」と言ってくれました。


ところで、サンタさんの家には、わたくしと以前一緒に暮らしていた猫の「ビーちゃん」と「ワタシ」がいるはず。
少なくともわたくし自身は、そう信じている。
くわしくは、こちら「サンタクロースの家の居候」 や こちら「ワタシは旅立っていきました」 に書いてありますのでもしよかったらご覧ください。
懐かしい猫たちの後姿だけでも、それが無理なら尻尾の先だけでも見たかった。
それも無理なら気配だけでも感じたかったけれど、どこにも見当たらなかった。
今日は寒いから、きっとどこかの暖炉の前で寝ているのだろう。
どこにいるの?
ママ、ここまで来たんだよ!
会いたい…。
でも、まぁいいや。
本当に迎えに来る時まで、温かくしてもう少し待っててね。

DSC08195.JPGサンタクロースにつきもののトナカイ。
ここは観光施設のため、中にいるトナカイはイケメンが選抜されているそう。
たしかにカッコいい。


サンタクロース村のマリメッコで、何か記念の品を買おうと思った。
がっ!

布1mが44ユーロって、何ですかそれは!?

無理無理。
庶民のぴょんぴょんは1枚7ユーロのTシャツを買って帰ります。
北欧は本当に物価が高い。

(続く)

いつもは1m400円(約2.8ユーロ)の布を買ってるのよ ヽ(`⌒´♯)ノ
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サンタクロース村へ(後編)

DSC08224.JPGサンタクロース村の後は、ロバニエミの町を各自で観光。
わたくしはスーパーに突撃してお土産を買い足し、夜、列車内で食べる夕食やお酒も買った。
その後、世界最北端のマクドナルドでお茶。
このマックでは、最北端記念のポストカードがもらえる。
ちょっと得した気分。


DSC08228.JPGえへへっ。
寒さに慣れたせいか、-11℃なんて全然寒くない。
と申しましょうか、-40.5℃を体験し、脳みそが凍傷になって、ラリパッパー?


DSC08232.JPGロバニエミ駅に到着。


DSC08230.JPG18時10分の列車に乗る予定。


DSC08234.JPG列車キター!


DSC08268.JPG通路狭っ。


DSC08241.JPGお部屋の中はコンパクトにまとめられておりました。


DSC08246.JPG右側が2段ベッド。


DSC08242.JPG左側には洗面台と椅子が収納されています。
便利だけど、洗面ボールが小さ過ぎる〜。
ここで顔を洗ったら、列車の揺れとあいまって、床がびちょびちょになってしまいました。
電源はいくつもあるので、トラベル電気ポットがあれば、温かい飲み物やカップラーメンが作れます。


DSC08243.JPG


DSC08244.JPG



DSC08245.JPG


DSC08255.JPG列車は2階建てで、1階個室はトイレとシャワーが共有、2階個室は各部屋にシャワーとトイレが付いているようです。


DSC08256.JPGこの列車はワンコ連れでも乗れるらしい。
そう言えば、駅の待合室に犬を連れた人が何人かいたっけ。



DSC08249.JPGシャワーは、客室に備え付けのカードを差し込むと、シャワー室のドアが開いて使える。
使用料は無料。
見に行ったら、すごく清潔だった。
でも、ガイドブックには「お湯が出ない場合がある」なんてオソロシイことが書いてあるので、今回は使わなかった。
風邪ひいちゃうものね〜。
トイレも非常にきれいでした。


DSC08257.JPG食堂車。
今回の旅では、夕食は持ち込んで部屋で食べ、朝食は食堂車でいただきました。


18時過ぎに列車が走り出してからは何もすることがない。
連日深夜までのオーロラ観測で完全に寝不足なので、食事してとっとと寝たが、残念ながら、あまりよく眠れなかった。
明日はヘルシンキから飛行機でロシアのサンクトペテルブルグへ向かう。

007シリーズで、
列車のコンパートメントでの乱闘シーンがあったな〜。
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2014年01月21日

オリンピック直前のロシアへ行く

DSC08284.JPG早朝、ヘルシンキ到着。
ツアーバスで駅から空港へ向かう途中、ヘルシンキの町中を車窓観光しましたが、はっきり言ってほとんど覚えていません。
列車ではよく眠れなくてヘロヘロでございます。
ちなみにこの写真、朝の9時過ぎ。
暗いよぅ。
体内時計狂うよぅ。


飛行機でヘルシンキからサンクトペテルブルグへ。
もうすぐソチオリンピックが開催されるため、ロシア出入国時の検査はかなり厳しい模様。
ロシアからの出国時は、液体類は一切携帯できないらしい。
普通は100ml以下でジップロックなどに入れれば携帯できるリップ、化粧品などもダメだという噂。

DSC08300.JPG人を押しのけて割り込む人はいないので、とりあえず民度は高い。
これがアジアのある国になると、以下省略。


DSC08308.JPG1時間ほどでロシア・サンクトペテルブルグ到着。
もうなんと書いてあるのか、まったくわかりません。


DSC08311.JPGサンクトペテルブルグはあまり雪がなく、そのせいで車はみんな汚い。
泥ハネで汚れるけど、洗車代がすごく高いので、そうそう洗えないそう。


DSC08360.JPG手前の白いところは川。
コッチコチです。


DSC08365.JPG本日の市内観光でいろいろ行った中で、一番のお気に入りになった血の上の教会。
ともかく豪華です。


DSC08381.JPG中もキラキラ。


DSC08385.JPGとにかくキラキラ。
素晴らしいです。
写真撮影OK(フラッシュは禁止)と、なんとも太っ腹。


DSC08403.JPG夕暮れのサンクトペテルブルグはとてもロマンチック。


しかし、そろそろ足が腫れっぽい。
アジアだとだいたいどこでも足つぼマッサージがあり、お値段も安いので毎日行けるんだけど、フィンランドやロシアにはない。
どうしたもんでしょうか?

あんな荘厳な建物や装飾を作る人間の手って、スゴイな〜。
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