2014年01月18日

奥が深いよヨーロッパ(タイトルって…)

ウィリアムを見ていて、ちょっと不思議に感じる時があった。
なんだかめちゃくちゃ礼儀正しい部分がある。

たとえばお互いが座って話していて、わたくしが先に去る時、「ではまた」と立ち上がると、ウィリアムもすかさずパッと立ち上がる。
「もう少し居ようかな」と座ると、向こうも座る。
「やっぱり帰る」と立ち上がると、ウィリアムも立ち上がる。
とにかく、女性が立っている時は、彼は座らないのである。
この仕草、欧米のドラマで、上流階級の人たちがソーシャルな場面でやっているのを見たことあるけど…。

そして、ぴょんぴょん至上稀に見るびっくりタイム到来。
ウィリアムが「正直に言うと、僕はタイトルを2つ持っていて…」と語り出した。
彼はスキーインストラクターをしていたと言ってたから、どこかの大会で優勝したことでもあるのかな?
わたくしはスポーツに非常に疎い。
ほとんど興味がないの。
有名な大会や選手の名前を言われても、たぶんわからない。
どうしよう…。
そんなことを考えたわたくしは、やや困った顔をしたらしい。
ウィリアムはそれを、わたくしが彼の英語を理解できなかったと解釈した。

ウィ「タイトルはね、クイーンとか、キングとか、プリンスとかバロンとかうんたらかんたら。僕はデュークスです」

デュークが2つなのでデュークスか…。
わからない。
どんな大会のメダルよ?

クイーン?
ウィリアムは男の人だよ?

バロン?
バロンは男爵って意味じゃ?
……………。
……………。
……………。

なぁぁぁにぃぃぃ!?

日本国民の、平民の、中流階級のわたくしにも、わかったぞ。
つまり、このおじさんは、もとい、この人は、いや、この御方は…。

自分は爵位を2つ持っている、と言っているのである。

貴族ってこと?
バーネットの「小公子」が脳裏を横切った。
主人公のセドリックはロード・フォントルロイって呼ばれてたんだっけ?
いや、そんなことを思い出している場合ではない。
ウィリアムが正直に言ってくれたから、わたくしも正直に書くけど、

爵位を持った人に会ったことないので、

どうしたらいいのか、まったくわかりませんでした…。

「イエス、マイロード」とか、言わんといかんのか?


もうね、気絶したフリをして誰かにここから運び出してもらうか、爵位の話が聞こえなかったフリをしようかとさえ思いました。
まぁ、それも大人げないか。
普通に振る舞えばいいのかな。

ぴょ「すっ、すごい!」

ウィ「爵位はお金にならないよ。だから僕は働いてる」

ふぅん。
そう言えば、今でも優雅な暮らしを送れている貴族はほんの一握りって話を聞いたことがある。
小説にも、いわゆる「貧乏貴族」が出てくるのがあったような…。
とにかく、彼が礼儀正しい理由はわかった気がした。
女性が立っている時に座らないのも、トナカイ牧場のヨッパー兄ちゃんに絡まれた時にサラッと助けてくれたのも、本物の紳士だったからなのである。

その晩、「おやすみなさい」を言ったら、彼はわたくしの手を恭しく取って、手の甲にキスして言った。

ウィリアム「僕は、あなたのように賢くて友好的なレディとお会いできて幸せです。また今度」

どっひゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!

ありがとうございます。
そのお褒めの言葉を一生の宝として生きてまいります。
後日談ですが、帰国したらウィリアムからメールが来てた。

彼とメル友になりました (^_^;)

公爵さま、メールをいただけて、ぴょんぴょんは大変光栄でございます。
時々は日本語で書いていただけますと、恐悦至極でありまする。
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奥が深いよヨーロッパ(お酒)

レヴィではレストランはそれほど遅くまでやっていないし、居酒屋的なものは見かけなかった。
夜になっても、日本のサラリーマンのように寝入るほど泥酔している人を見たことはない。
物価が高いフィンランドではもちろんお酒も高いので、ベロンベロンに酔っぱらうほど飲んだら、たぶん大変な金額になる。

DSC08145.JPG泊まっていたホテルのバーでビールが1杯約800円もして驚いたが、このホテルは良心的なほうで、1杯1500円くらい取るホテルもザラにあるそう。
それでもとにかく、夜、外で1杯やりたい人はどこかのホテルのバーへ飲みに来るしかないらしい。
ホテルのバーの脇には、なんとアルコール検知器があった。
使用料2ユーロ。


「暖炉サロン」で皆と話していたら、珍しく、かなり酔った様子のデカい北欧系のお兄さんが隣にどっかりと座った。
その時からもう、わたくしの肩を抱きしめんばかりに密接している。

うっひゃあ、目が座りかけてるよ、怖いよぅ。

ウィリアムが「彼はトナカイ牧場で働いているフィンランド人だよ」と言った。

男性「いや、俺はノルウェー人だ!」

ぴょ「はぁ、そうですか」

男性「ねぇ、君、独身?」

ウィ「いや、彼女は結婚してるよ」

男性「そうなのか。じゃ、帰るからお休みのハグして!」

トナカイ牧場のお兄さんは、わたくしにのしかからんばかりの勢いで迫ってきた。

ぎぇぇ。

わたくしは今、フィンランドで

ノルウェー人の酔っ払いに絡まれているぅぅ。


ウィリアムが「彼女は日本人だから、キスやハグの習慣は無いよ。君、そろそろベッドへ行った方がいいように見えるよ」と言ってくれた。

トナカイ牧場のお兄さんはあっさり「うん、そうだね」と身を引くと、ホテルの正面玄関を開け、ヨロヨロと外に出て行った。

え゛っ、歩いて帰るってか!?

夜の12時過ぎ。
外は-30℃以下。
いやたぶん今の時間は-35℃以下になってると思う。
お兄さん、途中で寝ないでね。

死ぬよ!? 本当に死んじゃうからね!!

(続く)

お酒飲むのも命がけってか!
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奥が深いよヨーロッパ(ええ〜、そっち!?)

「暖炉サロン」に行ったら30歳くらいの欧米男性に「日本語っていっぱい字があるの?」と聞かれた。
わたくしは手帳を取り出すと

本宅

ほんたく

ホンタク

HONTAKU


と書いた。

ぴょ「これ全部、「ほんたく」って書いてあるの。それにね、漢字には意味があるんです。「本」にはブックや正式って意味があります。「宅」は家って意味です」

男性「面白い。でもどういう時にどの字を使うの?」

ぴょ「いろいろなルールがあるんだけど、たとえば外国のものはこのカタカナっていうので書くの。だから、あなたの名前もカタカナで書くんだよ」

男性「へーーーーーー」

ぴょん「書いてあげます。名前なんですか?」

男性「僕はギリシャ人です。Mikeです」

わたくしは「マイク」と書いた。

マイク「これだけ?」

ぴょん「そう、これだけ」

わたくしはマイクの隣の男の人にも言った。

ぴょ「あなたの名前も書いてあげる」

男性「ほんと? 僕はイギリス人でJimmyです」

わたくしは「ジミー」と書いた。

ジミー「これだけ?」

ぴょん「そう、これだけ」

彼らはカタカナで書いた自分の名前の文字数が少ないのが、かなり不満らしい。

ぴょん「わかったわ、名字も書いてあげる。マイク、あなたの名字は何?」

マイク「Burton」

わたくしは「バートン」と書いた。

ぴょん「ジミー、あなたの名字は?」

ジミー「Burton」

ギリシャ人とイギリス人で同じ名字かぁ。
それともわたくしの聞き間違え?
一連の流れを見ていたウィリアムが「あれぇ、二人とも同じ名字なの?」と口を挟んだ。

マイク「うん、そう。僕とジミーは結婚してるんです」

そういうとマイクは左の薬指をひらひらさせた。
幅の太いプラチナの指輪は、確かに同じものがジミーの左手にもあった。

あうっ、あうっ。

差別する気はありませんが、身近にそういう方がいないので、言っていいことと悪いことがわからない。
傷つけたくないし、地雷を踏みたくもない。
わたくしは(たぶんウィリアムも)リアクションに困り、なるだけ平静を装って「ふぅん」と受け流した。
わたくしなぞは、ビミョーなリアクションをしてしまったことをごまかす苦し紛れに、紙に「マイクとジミー」と日本語で書いて彼らに進呈までしたのである。

とりあえずわたくしは、失礼な奴と思われずに済んだらしい。
翌朝、ホテルの朝食ビュッフェに行ったら、マイクとジミーがいた。
「おはよ、マイクとジミー」と言ったら、彼らは幸せそうににっこりした。

(続く)

ヨーロッパは本当に奥が深い…。
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奥が深いよヨーロッパ(サウナに行ってみる)

ホテルのサウナは男女別のシャワー室の中にあるため、裸での利用OK。
シャワー室の別のドアを開けるとジャグジーと冷水をたたえた小さいプールになっていて、そこは男女一緒に使うために水着着用とされていた。

わたくしがジャグジーに行くと、中でイチャついていた中年男女のカップルがぱっと離れた。
まぁ、チューくらいならいいよ、ヨーロッパだしね。

女性「ハロー、あなた英語話す?」

ぴょ「ちょっとだけね」

女性「どっから来たの?」

ぴょ「日本です」

女性「私はフィンランド人、彼はノルウェー人よ。ねぇ、日本語にヤグチって言葉ある?」

ヤグチ?
矢口?
モー娘。か?

ぴょ「名字にあります」

女性「ホント!? あのねぇ、フィンランド語でジャグジーのことをヤグチって言うのよ。私はいつもそれって日本語っぽいなって思ってたの」

ぴょ「へー。ヤグチは日本語では名字ですね」

フィンランド語だんだんわかってきたぞ。
ジャグジーがヤグチになるってことは、jがyになることが多いんだろうな。
そういえば、フィンランド人の英語だと「ジャパニーズ」が「ヤパニーズ」って言ってるみたいに聞こえる。

女性「私は看護師で、彼は自営業よ」

ぴょ「私は主婦です」

女性「あなたの夫はどこにいるの?」

ぴょ「日本にいます。仕事が休めません」

女性「ふーん」

男性「日本の人口はどのくらい?」

あっ、それはだめ (>_<)

わたくしは数字に弱くて、そもそも日本の人口を知らないのだ。
知っていたとしても、ゼロがいっぱい付く英語の数字は言い方わからん。

ぴょ「い〜っぱい」

その後、ジャグジーの横にある冷水プールは何なんだという話になった。
見るからに深いのである。
立って入ってやっと顔が出る感じの深い浴槽に、ただの冷水が満々と入っているだけ。
フィンランド式サウナは、思っていたような熱さではなかった。
ジャグジーもぬるく、体を冷やすための冷水なんて必要ないのである。
中に何か仕掛けでもあるんだろうか?

男性「君が入ってみたら?」

ぴょ「嫌ですよ! あなたが入れば?」

男性「嫌だよ、君が行けよ」

ぴょ「まぁ、どっちが入ってもいいんじゃない? 彼女、看護師でしょ? もしも心臓が止まってもCPR(心肺蘇生)してくれるだろうから安心よ」

女性「え〜、仕事以外じゃイヤよ」

結局、冷水浴槽がなんだったのか、よくわからなかった。
カップルが引き上げ、わたくし一人になった時、女性のシャワールームから素晴らしい北欧美女2名がオールヌードで突入してきて焦った。

ぴょ「あっあっ、水着来た方がいいよ。ここ、男の人も来ます」

北欧「え゛〜、ホント!? わかった、ありがと」

びっくりしたぁ。

(続く)

この人たちとわたくしって、同じ人類か??
自分がトドに思えてきた…。
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奥が深いよヨーロッパ(日本について話す)

暖炉サロンで話している時に国籍を聞かれ、「日本」と答えると、相手が必ずする「しぐさ」があった。
合掌してお辞儀するのである。
わたくしはかねがね、海外ドラマに出てくる日本人役の役者が挨拶の場面でそのしぐさをしたり、BGMは決まって尺八の音色というのが気になっていた。
日本人は挨拶の時、合掌はしないんだよ〜。
今回も、イギリス人の中年女性が合掌して中途半端な角度でお辞儀してくれた。

ぴょ「う〜ん。すごく不思議に思っていたんですが、どうして日本人は挨拶の時に合掌すると思われているのかしら? 私たち、挨拶でお辞儀はするけど、合掌は普通はしないんです」

女性「えっ、そうなの!?」

ぴょ「手を合わせるのは、主に神社やお寺でお祈りする時ですね」

女性「人と会った時に手を合わせてお辞儀しているイメージがあるんだけど…」

ぴょ「それはタイの挨拶じゃない?」

女性「ああ、そうなのね」

ぴょ「私はそうだと思います」

女性「ねぇねぇ、数年前の地震で日本は津波あったでしょ。あなたのところにも来たの?」

ウィ「ぴょんぴょんは関東に住んでる。津波が来たのはもっと上の方だよね?」

ぴょ「ええ、私のところには来ませんでした。でもとても揺れてびっくりしました」

女性「えっ、揺れたの?」

ぴょ「揺れましたよぅ」

女性「イギリスに来たことはありますか?」

ぴょ「ないんです。ヨーロッパも今回が初めてです。イギリスにはいつか行きたいと思っています」

女性「ヨーロッパ初めてなの!? あなた英語うまいわよ」

ぴょ「ホントですか? ありがとうございます!」

現在形と過去形の一部しか使えないのがバレませんように。
過去完了形や現在完了形は、もうすでに「それなんですか?状態」になっている。
使う羽目になりませんように、南無。

女性「イギリスに来るならね、ロンドンじゃなくて、湖水地方やスコットランドがいいわよ」

ぴょ「へ〜」

女性「日本の食べ物で好きなのは何?」

ぴょ「寿司と天ぷら」

女性「あらっ。ここのホテルの売店に寿司売ってたわよ!」

ぴょ「ああ、ありましたね」

確かに、パックに入った細巻きが売られていた。
食べてないから味はわからん。
ってか、フィンランドまで来て海苔がフニャ〜ってなってるっぽい細巻き寿司を買って食べようとも思いませんが。
ホントのところ、あれってだれが作ってるんだろう。
何が入ってるんだろう?
そして、わたくしの好きな寿司は「握り」なのである。

女性「あの寿司、どう思う?」

ぴょ「うっ…。いっ、いいんじゃない?」

女性「あなたは買わないの? あれは寿司なんでしょ?」

ぴょ「いえ、あの、その…」

彼女は笑い出した。

女性「あれはおいしくないってこと?」

ぴょ「いえ、そういうんじゃなくて。食べてないからわからないし。えっとね、日本国内の寿司はもう少し繊細だと思うの」

寿司には握り、巻き、ちらしなんかがあるんだよ、それにわたくしは海苔がパリパリなのが好きなのって説明してもたぶんわかってもらえないだろう。
どうすりゃええの?
非常に苦しくなったわたくしは、思いっきり意味不明&幼児的な発言をしてお茶を濁した。

ぴょ「yum yum… (おいちい…)」

女性「ねぇ、あなたって面白いわねぇ。日本人って皆あなたみたいなの?」

ウィ「彼女はちょっと特別だと思う。普通の日本人は、こんな社交的じゃないよ。知らない人ばかりのところに来て話したりはしない」

ぴょ「日本人は恥ずかしがり屋で、失敗を恐れる人が多いの。間違えたら恥ずかしいから英語を話さなかったりするみたい。私は気にしない」

ってか、ごめんね、ずうずうしくて (^_^;)

ウィ「ねぇ、君、結婚してるの? 何歳?」

ぴょ「結婚しています。年齢は…。何歳だと思いますか?」

ウィ「う〜ん、30歳?」

ぴょ「Thank you very much!」

ここはなんて良い国なんだ!!!

(続く)

欧米では日本人が若く見られると聞いていたが、どうやら本当のようです。
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奥が深いよヨーロッパ(使い捨てカイロは無いらしい)

話が途切れてしまったので、わたくしは厳かに宣言した。

ぴょんぴょん「あのね、昨日、おっきいオーロラを見た」

一同「うっそぉ!」

中年男性「昨日見たの?」

ぴょんぴょん「はい」

彼はわたくしが英単語を間違えているんじゃないかと疑ったらしく、再度言った。

男性「イエスタディ? ラストナイト?」

だから、そうだと言っておるのでございますが…。

ぴょ「はい、写真撮りました」

ウィ「今ある?」

ぴょ「あるけど、私のカメラは良くないよ」

ウィ「見せて」

わたくしは、自分のカメラで撮ったピンボケオーロラ写真を見せてみた。

若母「あっ、これ緑色だよ! オーロラだよ!!!」

一同「おおおおおおお!!!」

ぴょ「昨夜、見に行かなかったの?」

若母「ウィリアムが昨夜は出ないだろうっていうから…」

一同「はぁぁぁぁぁぁ〜〜」

彼らは本気でがっくりしていた (^_^;)

中年女性「でも、寒くなかった?」

わたくしはバッグの中を漁って未使用の使い捨てカイロを見つけ出した。

ウィ「日本にはいいものがあるんだよ」

ぴょ「はい、これ差し上げます」

女性「えっ、いいの? ありがと。でもこれなに?」

ぴょ「袋を開けると温かくなる。だから今開けちゃダメ。使う時に開けるよろし」

女性「えーっ、なにそれ、ホント!? これ、イギリスに売ってるのかしら?」

ウィ「たぶん、イギリスにはない。日本や他のアジアの一部で売ってる」

使い方の説明や、化学変化で温かくなるんだ的な説明はウィリアムがなんか言ってくれていた。
イギリスに使い捨てカイロは本当にないようだ。
どのイギリス人に見せても、「うわぁぁ、これ温かい! なにこれ? いいねぇ」と目が本気のハートマークになっていた。
そういえば、使い捨てカイロはレヴィのホテルやスーパーなどでも見かけなかったな。
寒いとこなんだからあってもよさそうなのに。

(続く)

ヨーロッパで使い捨てカイロを売ったら儲かるかも♪
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奥が深いよヨーロッパ(読書のススメ)

その時の「暖炉サロン」はウィリアム、男の子、その若いお母さん、中年男性、中年女性とわたくしがメンバーだった。
男の子がとてもお行儀良くてかわいかったので、わたくしは「どこから来たの?」と聞いてみた。
ウィリアムが「今ここにいるのは全員イギリス人だよ」と教えてくれた。

ぴょん「へぇ、私、イギリス人で好きな作家がいるの」

ウィ「誰?」

最近、脳みそが劣化しているわたくしは、名前をすぐに思い出せなかった。

ぴょ「その人は獣医さんなの」

ウィ「獣医? A vet?」

ぴょ「そう。動物のお医者さん」

一同「ふーん」

ぴょ「名前はね、えっと、えーっと」

彼らは本当に辛抱強く待ってくれた。
まさにレディース&ジェントルマンなのである。

一同「…………」

ぴょ「んーと、んーと、ジェームズ…、ヘリオット…」

一同「おおおおおお!」

わたしくは期せずして、とっても素晴らしい発言をしたらしい。

ウィ「ジェームズ・ヘリオット知ってるの!?」

ぴょ「うん、日本でも本が出てる」

若母「きゃぁぁぁ! ジェームズ・ヘリオットはうちのすぐ近くなのよ!」

ぴょ「ほんと!?」

若母「そうだよ!」

ウィ「If Only They Could Talkを書いた人だよ?」

ぴょ「うん、そう」

一同「ほぉぉぉぉぉ!」

ウィ「ぴょんぴょん、エミリー・ブロンテって知ってる?」

ぴょ「はい」

嵐が丘だかジェーン・エアだかを書いた人。
姉妹だったんだよな。
エミリーはどっち書いたんだっけ?
いずれにせよ、嵐が丘の英名がわからないや。

ウィ「彼女の家から10マイルくらいのところにエミリー・ブロンテもいたんだよ」

ぴょ「へー」

こんなことが会話の糸口になるなんて。
とりあえず、本は読んどくもんだと思いました。

(続く)

シェイクスピアの話はしないでね。ほとんど読んでないの、ゴメン。
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奥が深いよヨーロッパ(暖炉サロン)

ウィリアムは奥様を6年前に亡くし、今回はレヴィにひとりで滞在していた。
昔はスキーインストラクターをしていたと言っていたので、スキーリゾートのレヴィで気ままに楽しんでいるんだろう。
いろいろな人と話すのが好きらしく、多くの時間をロビーの暖炉の前で過ごしていた。
わたくしはそこを「暖炉サロン」とこっそり名付け、脇を通った時は座ってちょっと話した。
それはそれはいろいろな国の人が英語でわいわいやっていた。

その「暖炉サロン」はウィリアムが仕切っているらしく、だいたいいつも居た。
わたくしはなぜか彼に気に入られたようだ。
ウィリアムがその場にいる人を紹介してくれたので、日本のお菓子を出して皆に「食べてみて」とあげた。
欧米人は甘いものが好きですね〜。
「たけのこの里」は誰にでも好評だった。
「おっとっと」は、「これ、しょっぱいんじゃない? 身体に悪そう」と言うイギリス人の若い女の子に「ちょっとでいいから食べてみなよ」と半ばむりやり食べてもらった。
まぁ何ということでしょう。
彼女は「あっ、あまりしょっぱくない。うん、おいしい!」と小袋ひとつ全部食べてしまった。
ねっ、日本のお菓子は美味しんだよ。
だから、日本に来てね!

いろいろな人から日本について聞かれて質問の意味が分からなかった時は、ウィリアムがわかりやすい英語で言い直してくれた。
わたくしの英語力では難しい日本についての説明は、日本通のウィリアムが代わって答えてくれた。

欧米人の社交術はやはり優れていると思う。
同じ国で固まったりしないし、積極的にみんなと話そうとする。
日本には日本の良さが勿論あるけれど、社交術に関しては見習わないとダメだなぁと思った。

(続く)

英語力がないから、長く話しているとクラクラする (^_^;)
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奥が深いよヨーロッパ(イギリス人のおじさんと知り合った)

DSC08143.JPGさて、わたくしの泊まったホテルのロビーには前述のように暖炉があり、その周りにはソファーセットが置かれていた。
ここはヨーロッパ中から人が集まるリゾート地なので、いろいろな国の人が交流する。
この場の使用言語は、多国籍の人が集まった場合は英語です。
かなり鍛えられましたわ (^_^;)


ホテルに到着した日、わたくしたち日本人団体様とエレベーターに乗り合わせた欧米系のおじさんが「ジャパニーズ?」と聞いてきた。
「イエス、ジャパニーズ」と答えると、「マイド」と大阪弁を言うじゃあ〜りませんか。
すごく聞き取りやすい英語を話すし、こちらの怪しい英語もよく理解してくれるので少し話してみたら、彼はイギリス人で、娘さんが関西に住んでおり日本に来たこともあるそう。
彼は白髪なので、もう仕事を引退しているのではないかと思われた。
けっこう親日みたいで、ホテル内ですれ違うたびになにかと話しかけてくるので、わたくしたちはこっそり「イギリス人のおじさん」と称していた。

2日目、ツアーのみんなで街を歩いていたらインフォメーションセンターでその「イギリス人のおじさん」とばったり出会い、「どこ行くの?」と聞かれた。
「散策してます。どこかいいところありますか?」と尋ねたら、「氷のホテルがいいよ!」と丁寧に教えてくれた。
あなたはなんていい人なんだ〜。

いつまでも裏で「イギリス人のおじさん」と呼んでいるのも悪い。
いい機会だと思い、「とにかくはじめまして。私の名前はぴょんぴょんです。でも、ビバリーって呼んでもいいよ」と自己紹介してみた。
わたくしはもちろん日本名を持っているけれど、日本語のわからない人には発音しにくいし覚えにくいだろうなというのもあって、外国人にはビバリー(Beverly)と名乗っている。
彼は「ウィリアムです」と名乗り、「あなたのことはぴょんぴょんと呼びます」と丁寧に言った。

なんか、イングリッシュジェントルマンって感じ。

(続く)

もっと英語を勉強しておけばよかった。
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街を散策(後編)

chips.gifフィンランドは物価が高い。
空港でペットボトルの水を買うと3ユーロ(約450円)とか。
ホテルの自販機ではポテチが2.5ユーロで売ってた。
そこで、昼食の後はスーパーで買い出し。


今日の夕食はツアーに含まれていないので、部屋で食べられる何かを買いたい。
フィンランドのビールも飲んでみたい。
水道水は飲めるとのことだったけれど、ちょっと怖いのでミネラルウォーターが欲しい。
行ったスーパーにはお総菜コーナーがあったので、スモークサーモンを少し買い、ムーミン柄のお菓子やお土産用のチョコなども調達できて満足。
その後は、部屋でごろごろして夕食。
見どころぎっしりの旅行も楽しいけれど、足が浮腫みやすいわたくしは、このくらいゆっくりしたスケジュールだと身体が楽でいいな。

午後、ホテルのロビーにあるお土産屋さんを見に行ったら、たくさんの宿泊者が暖炉の前で話をしていた。
急激な寒波が来たらしく、今日の昼間、スキー場のどこかで-40.5度まで下がったらしい。
みんな口々に「寒かったのでもう帰って来ちゃった。外にいられないよ。デンジャラスウエザー(危険な天気)!」と言うではあ〜りませんか!

うっはぁ、こっちは夜に出かけるんだお。
吹きっさらしの平原は-40.5度よりもっと下がるかもしれないなぁ。
あぅあぅあぅ。

夜9時前、ツアーバスに乗って「コタ」(コテージのことか?)と呼ばれるオーロラ観測小屋に出発。
今日は夜11時までそこにいられるそう。
わたくしたちが行ったコタは平原に立っていて、もしもオーロラが出たら小屋のすぐ外から見られるらしい。
小屋の中には暖炉ときれいなトイレがあり、飲み物とクッキーも用意されていた。
とっても快適でありがたい。
でもね…。

オーロラは出なかったの (>_<)

晴れていたので、もしもオーロラが出たらよく見えただろう。
コタの使用時間が終った後、昨日と同じシルッカ湖の観測ポイントに行った。
ここは小屋も何もない平原。
昨夜の比ではなく、めっちゃくちゃ寒かった。
本気で生命の危機を感じ、わたくしたちはホテルに逃げ帰ったのでありました。

歩いて帰る途中、「歩かないでもう少しここに止まっていたら、きっと死ぬだろうな」と何度も思った。
身体のいたるところについているはずのカイロの温かさはまったく感じられず、顔の周りの布はマスクも何もかもすべて凍ってしまい、まつ毛には白く長い霜がつけまつげ状に付いた。

ホテルのロビーに入った時には、寒くてほとんど動けず、満足に口もきけなかった。
ちょっと知り合いになっていたイギリス人のおじさんがたまたまロビー脇の暖炉で寛いでいて、わたくしを見てすっ飛んでやってきた。

イギリス人「ちょっと、ぴょんぴょん! 大丈夫か?」

ぴょんぴょん「う゛〜。私、凍ってる?」

イギリス人「そのように見える」

それから彼はわたくしを暖炉前にエスコートして行って満足そうに言った。

イギリス人「うん、これでたぶん溶けるだろう」

北極圏スゴ過ぎ!
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街を散策(前編)

オーロラ観測は夜更かしするため、昼間はフリータイムです。
ゆっくり起きてホテルのビュッフェで朝食を取った後、添乗員さんがツアーメンバーを街歩きに連れて行ってくれました。

DSC08044.JPG今日も寒いよ、-31℃。
だいたいこの温度計すご過ぎ。

-40℃まで測れるってか!


DSC08045.JPGレヴィはスキー場にできた小さな町です。
もっと若かったら昼間のフリータイムにスキーしたかもね。
今回はひとりだし、満足に言葉の通じない場所で知らないコースを滑るのは怖いよ。
そもそも、もうスキーは、がんの手術をした14年前からやっていないのでした (^_^;)
かなりの数のリンパ郭清をしてるので、足に負担のかかるスポーツはちょっと考えてしまう。


スノーシューや犬ぞりがあるので、もしもできたら明日やってみたい。
問題は、使用言語が英語ってとこなんですよね〜。
注意事項など理解できなかったら危険じゃない?
わたくし、大丈夫なのかな…。
ところで、この写真ってかなり暗いけど、これでも午前10時半なんです。
やっと明るくなってきた。
北極圏は明るくなるのが遅く、暗くなるのが早い。
午後3時半くらいには日が暮れてしまいます。

それにしても、ガラガラに空いてる。
ここで滑ったら気持ちよさそうだよ〜!

DSC08051.JPGこの日のお昼と夜の食事はツアーに含まれていないので、お昼は同じツアーの何人かとレストランで食べた。
フィンランドの名物料理の中に、トナカイの煮込みやサーモンクリームスープがあるそう。
わたくしはサーモンクリームスープにした。
サーモンホワイトシチューみたいな感じ。
これは美味しかった!


トナカイ料理は、う〜ん…。
はっきり書いてしまうと、臭いがダメな人には「無理」です。
そして、わたくしはその「無理」な部類でした。
注文した方に一口いただき、ほんのちょっとだけ食べて、思いました。

うわぁぁ、ごめんなさい (>_<)

臭いが気になって飲み込めない。
そのうち、ディズニー映画でバンビが飛び跳ねるシーンなんぞも脳裏に浮かんできて、もう本当にダメでした。
バンビはトナカイじゃなくて鹿ですけどね (^_^;)

トナカイ料理をおいしいおいしいと食べる日本人もいるそう。
自分がトナカイの肉を食べられるか食べられないかの見極め方ですが、ラムが食べられる人はたぶんトナカイも食べられると思います。

DSC08052.JPGトナカイの煮込みは、肉の周りにマッシュポテトをぐるっと飾り、ベリーを添えるのが定番のよう。
量がめちゃくちゃ多いので、もしも臭いが気にならなかったとしても、日本人の胃袋ではひとりで全部食べ切れないんじゃないかしらん。
二人でシェアしても十分な量が盛られています。


フィンランド語でトナカイは「poro」と言います。
それからは自由食でメニューを選ぶ時やスーパーでサンドウィッチを買う時、目を皿のようにして確認。
このあたりのトナカイに野生は皆無で、すべて所有者が決まっていると聞いた。
そう、たっくさん飼育されているんです。
だからトナカイサンドとかがスーパーの棚に普通置かれていてハムサンドなんかと間違えやすいんですよぅ (>_<)

poro注意!

poro危険!

申し訳ないけど、ほんとにヤダっ!


(続く)

ぶっちゃけ、フィンランドは食べ物はあまり…(以下省略)
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posted by ぴょんぴょん at 23:59| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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