2006年02月20日

もう立ち上がらないメッセンジャー

東京で学会がある時は、ネットで知り合った医療従事者が全国からやってくるので、オフ会をして皆で集まる。
彼は看護師で、がん専門病院に勤務していた。
オフ会で何回も会い、わたくしと夫が行った地引網にも来てくれて、わたくしの友人たちとも知り合いになった。
結婚していて、二人の子供のパパだった。
数年前、地引網で会った時は、上の子が幼稚園だと言っていた。
奥さんには頭が上がらないんだよ〜と恥ずかしそうに笑っていたのを思い出す。
人の良さそうな笑顔だった。

ここしばらく、皆で集まる機会がなかった。
今月、ネット仲間のDrが開業するので有志でささやかなお祝いを贈ろうということになり、彼にもメールしたけれど、返事は来なかった。
まめな彼にしては珍しいことである。
ナースとして中堅の立場だったので、かなり忙しいんだろうなと思った。

日曜日、ネット仲間の一人から知らせが届いた。
彼は去年、亡くなったのだそう。
わたくしに知らせてくれた人も土曜日に知ったばかりとのこと。
どうして亡くなったのか、詳しいことはわからない。
事故だったらしいけれど…。
「なんで!?」という言葉しか出なかった。

病気だった方や年齢が高い方の訃報は、残念だなぁと思うことはあっても、驚愕はさほど感じない。
でも今回の彼の死は、とてもびっくりしたし、本当に凹んだ (ToT)
ショックです。

わたくしのバカ親父は文字通りのろくでなしで、死んだ時、口の悪い親類は「どうせなら、もっと早く死ねばよかったのに」とはっきり言うほどだった。
この世にいる間はもちろん、死んでからも人に迷惑しかかけないバカ親父が還暦過ぎまで生きて、人を助ける仕事をしていた彼がこんなに早く逝ってしまうなんて、不条理だなぁと思う。
彼には、夫と父という大切な役目もあったのに…。
その役目を全うできなかったことを、彼自身が一番残念に思っていることだろう。
そして、残されたご家族の気持ちを考えると、記す言葉が見つからない。

彼とはメッセンジャーを繋げていた。
彼がログインして、名前が立ち上がることはもうないんですね…。
でも、彼はきっと渚で待っててくれると思う。
たぶん数年か数十年先になると思いますが、またお会いしましょうね。

合掌。


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posted by ぴょんぴょん at 09:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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