2007年10月14日

最近の癌告知事情

わたくしの癌初発は7年前。
その頃は、癌を「本人に隠す」から「告知する」に移行している真っ只中だった。

主治医だったパンダ先生は「あなたは癌ですよ」と告知したにも関わらず、その後、「癌」という言葉を使わず、「おでき」「できもの」と言い続けた。
「一番初めに『癌です』と告知しているんだから、おできと言おうが、できものと言おうが、癌という事実に変わりはないじゃないの、ヘンな気の遣い方だなぁ」と思った。
ともかく、告知する側もされる側もまだ慣れておらず、「いい形」を求めて試行錯誤していたのである。

今回、舅が癌告知を受け、図らずも最近の「癌告知事情」に触れることとなった。
巷に情報が溢れるこのご時世、本人に癌を隠して治療するのには無理があるので、患者が子供だったり、よほど特別の事情がない限り、基本的には告知するんでしょうね、きっと。

とにかく、きっぱりしてる。

癌告知は、口頭と書面で行なわれたらしい。
その時に渡されたA4サイズの紙を見せてもらった。
「今回の生検で、残念なから癌細胞が発見されました」ではじまる文章と、これからいろいろと調べてステージが決まること、ステージごとの標準治療の簡単な説明、前立腺摘出手術を受けた場合の後遺症や対策などが書かれていた。

わたくしは告知推進派・賛成派なんですが、本人に告知しない時代を知っている者でもある。
癌告知とその後のサポート体制について、「告知」「告知逃げ」というタイトルでがるがる吼えてから数年。
隔世の感がある。

患者本人が、自分の病気、置かれた状況などの現実をきちんと把握していないと、戦うべき相手(この場合は癌)がわからず、よって、戦略も立てられない。
現実を見ないようにしたところで、それが「なかったこと」になるわけでもなく。
だから、告知は絶対に必要だと思う。
まだいろいろな問題を抱えているとは言え、癌告知事情はいい方向に進んでいるように見える。

告知後のサポート体制は、

さらなる充実を望みます。



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posted by ぴょんぴょん at 23:59| Comment(1) | Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらでははじめまして、です。
(うさぎの本宅さまでは何度かお世話になりました)

私も5年前にきっぱり、あっさり自分ひとりで癌告知を受けちゃいましたw
27年前、13年前それぞれに両親の癌が発覚した時は、
本人はおろか、連れ合い以外(娘の私にすら)ひた隠しでした。

私も、告知って本人の戦闘準備のためにも、
また、大切に思っている周りの人のためにも
必要なことのような気がします。
Posted by えり at 2007年10月16日 16:24
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