2006年07月26日

旅立ち 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

今までの「キャンサー・サバイバーの五十三次」はこちらをご覧ください。

朝6時。
ンゴォ〜ンゴォ〜と寝ている夫を叩き起こして、挨拶した。

ぴ「永らくお世話になりました」

夫「えっ、何? どうしたの?」

ぴ「京都に行ってくる」

ウォーキングの時の服を着てデイパックを背負ったわたくしの姿を見て、夫は言った。

夫「なに? 朝のお散歩?」

ぴ「違う。京都に行くの」

夫「今? これから? その格好で?」

ぴ「はいっ!」

夫「なんで京都なの?」

ぴ「どうしても」

夫「いつ帰ってくるの?」

ぴ「わかんない」

夫「なんで京都なんだぁぁ!?」

ぴ「行って来ま〜す♪」

そしてわたくしは、東海道を京へ上る旅に出発した。
夫は、わたくしが新幹線に乗って京都へ行って…と思っているだろうが、

リアルで歩いて行くつもりでございます!

夫に「なんで京都なの?」と聞かれたけれど、東海道を上るなら、終点は京都と決まっておりまする。
そう言うわけで、京都なんです。(←若干意味不明?)

(続く)


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方法 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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そもそも何で東海道を上るのか?
わたくしは、リンパ浮腫の予防と体重維持と骨密度アップのため、ここ数年、ウォーキングのようなものをしている。
ただ歩いただけでは面白くないので、歩いた距離を東海道五十三次に当てはめ、どこまで進んだかを表示するバーチャル五十三次のソフトを使っていた。

長らく同じウォーキングコースを歩いていると、ぶっちゃけた話、飽きも来る。
わたくしは関東圏に住んでいるので、本物の東海道を歩こうと思えば、それができることに気づいた。
毎回、違う風景が見られるのだ。

東海道は、JRと平行するように走っているから、歩けるだけ歩き、疲れたら最寄の駅に行って電車に乗れば、速やかに家へ帰れる。
日を改めて前回の終点地までまた電車などを使って行き、そこから歩きはじめる「尺取虫」方式で、東海道を制覇した人は何人もいると知った。

旧東海道の全長は約500km。
1日に10km進んだとして、50日の距離である。
もちろん簡単なことではないだろうけれど、「尺取虫」方式で時間をかければ、わたくしにもできるかもしれない。
「ライフワークにしたっていいじゃない?」と思った。

ただし、日本橋側からの尺取虫方式で日帰りが可能なのは箱根か三島あたりが限度らしく、それより先は、往復の時間や交通費を考えると、宿泊しながら数日間歩いたほうがよさそう。
平成に五十三次した先輩方の手記を読むと、踏破の予算目安は、日数×1万円とのこと。
1日10km見当で50万円になっちゃう…。
ま、お金のことはいいか。
ライフワークなんだし。
スポンサーが見つかるとベストだけど、どなたか、なっていただけませんかぁ?

キャンサー・サバイバー(癌経験者)で、橋本病で、全身性エリテマトーデス(SLE、膠原病の一種)の一歩手前で、リンパ浮腫予備軍で、骨粗鬆症で、高脂血症で、その他もろもろの持病があるわたくしが、京都まで辿りつけるか、正直なところ、わからない。
それ以前に、天下の険・箱根が攻略可能かがわからない。
わたくしは今まで、1年のうち半分くらいは寝込んでいたため、筋力が落ちている。
傾斜、階段は、家の近くでも辛いのだ。
ともかく、箱根湯本までは道が平坦に近く、十分に日帰り可能な距離なので、行けるところまで行ってみましょ。
やってみてダメだったら、諦めもつく。

本当なら、「他の癌患者さんに『癌経験者でも、できることはいっぱいある』と思ってもらいたくて五十三次を歩きはじめました!」とでも言えばものすごくカッコいいんだろうけれど、わたくしのようなものがそんな僭越なことを言うのはおこがましいし、ま、近所を歩き回るのに飽きたぴょんぴょんが趣味を延長したと思ってください。

(続く)


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心得 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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基本的には、江戸時代の東海道を整備したものが国道1号線となる。
ただし、東海道をそのまま拡張整備したわけではないので、ところどころに脇道のような形で昔の道(旧東海道)が残っている。
ずっと国道沿いを歩くのでは空気も悪いだろうし、あまり面白くなさげ。
わたくしは、旧東海道が残っている区間はそちらにこだわって歩いてみたいと考えている。

当初は日帰りコースが続くので、大した荷物は必要なさそう。
でも、飲み物とお金とカメラとタオルだけ持っていればOKとも思えない。
持ち物についてはどなたも悩むみたいだけど、「極力少なく」がセオリーとのこと。
先輩方の手記には異口同音に、「旧東海道を歩いていたとしても、ちょっと脇に出れば国道があり、必要なものはコンビニで調達できる」と書いてあった。
雨具をどうしようか考えたけど「雨の日は歩かない」と割り切り、用意しないで出発。

あ〜じゃこ〜じゃと机上で考えていないで、とりあえず街中を歩いてみると、自分の時速や装備の適不適がわかっていいみたい。
江戸時代と違い、装備不全でも行き倒れたりしませぬ。
起点の日本橋から第一宿の品川への途中には、銀座をはじめとする繁華街がある。
必要と思ったものや、靴やデイバックなどの装備が自分に合わなかったら、別のものが速攻で調達できる絶好の「五十三次お試し区間」だと思う。

(続く)


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そして来ちゃった日本橋 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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R0013601.JPG七つ立ちならぬ、7時立ちでございます。
当初、「スタートくらいは、記念だから歌の通りに…」と七つ立ちを考えました。
が、現在の午前4時と知って断念。


今日の予定は7.9km進んだ品川宿までです。
余裕があったらもう少し進んでみるけど、わたくしのあんよでは、10km地点の鮫洲まで行ければ恩の字かな。
歩き初めは「街道ハイ」状態になり、やみくもにぐいぐい行っちゃって筋肉痛になったり、まめを作っちゃったりするらしい。
わたくしはリンパ浮腫予備軍。
発症予防の注意として「足に適度な筋肉をつける。ただし、筋肉痛になるほどの運動はダメ」がある。
絶対に無理はしないんだもんね。
骨盤内リンパ全郭清しているので、足の怪我も怖い。
まめも甘く見られない。
潰れてバイ菌が入ると、痛いだけじゃ済まなくなることがある。

東京駅から日本橋にたどり着くまで、2回も道を聞いちゃった。
地図の重要性を再認識。
江戸時代の東海道は国道に吸収されてしまっている区間もあり、残っている部分もある。
旧東海道にこだわると、国道から脇道に入らなくてはならないこともあり、一般の地図ではそれがとてもわかりにくい。
今回、電子図書で、地図が詳細と評判の「誰でも歩ける東海道五十三次」を購入。
名所旧跡も書かれていて、いい感じです。
帰る時を考えるとJRとの相関関係も知りたいので、別に1/21000の地図を用意。
にも関わらず、2回も道を尋ねる羽目になり、先行きに不安。
わたくしってば、方向音痴だったのかも。
思いっきり言い訳すると、日本橋周辺は道が碁盤の目のようになっていてビルが立ち並び、1、2本違う道でも同じような風景に見えるんです、わたくしには。

R0013603.JPG浮世絵のイメージからは想像がつかない現在の日本橋。
どこ? どれ? って感じ。


R0013604.JPG橋のたもとまで来ると、どうにか「それらしい」雰囲気に。


R0013605.JPG渡り口にある日本国道路元標の複製。
本物は橋の中心の車道上にあるとのことで、なかなか見られません。
日本全国の道路のスタート地点がここです。


R0013609.JPG里程表もありました。


R0013606.JPG京都市まで503kmですか〜。


R0013613.JPGこの道をずっと行った先に京都があるんです。


日本橋をスタートしてしばらくは、銀座のメインストリートを歩きます。
歩道が広くてきれいなのですが、旅情はあまりなく、「東海道を歩いている」という感じはしません。
お買物に来たみたい。

R0013615.JPG三愛の脇にあった「コイコリン」。
幸運を呼ぶ猫の像で、叶えたい望みによって、撫でる部位が変わります。
お腹を撫でるとダイエット成功(!?)だそう。
しっかり撫でてきましたよ〜。
江戸の名所旧跡をたいして見もせず、現代のマスコットのご利益に走ってどうするんだぁぁと思いましたが、ダイエット成功という謳い文句に

抵抗できなかった… orz

日中は大混みする銀座、新橋も、朝早くはガラガラ。
あっと言う間に新橋へ到着しました。
でも、まだ2kmしか来ていません。
わたくしはいつか京都へたどり着くのだろうか、途中で行き倒れになったら困るなぁなどど考えながら歩いていたら、先客が…。
行き倒れのオヤジさんを発見しましたっ!
さすがに写真は遠慮。
ホームレスが寝ているんだと思ったんですが、きちんとした身なりでクールビズ、きれいな鞄を一つだけしか持っていなかったので、サラリーマン?
急病で倒れているんじゃないかと恐る恐る近寄ったところ、唇に微笑が浮かんでいたので解釈に苦労しました。
どうやらヨッパーらしい。
朝からですかぁ、おつです。

R0013617.JPG新橋を過ぎて、道は第1京浜(国道15号)に。
芝大神宮があったので、立ち寄って道中の安全をお願いしました。
4km地点の金杉橋交差点に到着。
このあたりで1里です。
とにかく交通量が多くてなんだかな〜。
旅情カモ〜ンって感じ。


R0013618.JPG5km過ぎの札の辻歩道橋上からは東京タワーが見えました。
近くにあるのに何となくぼんやり気味なのは、空気が汚いせい?


午前8時30分過ぎになり、出勤の人がみるみる増えてまいりました。
わたくしは、彼らと逆方向へ行く形になる。
人波に揉まれてなかなか進めないし、みんな、早足のものすごい形相でこちらへ向かってくる。
怖いよぉぉ。
初めは、蛇のようにニョロニョロくねくねと人ごみを縫ってみたけど、こりゃ無理ですわ。
手近のコーヒーショップに逃げ込んで、9時過ぎるのを待ち、休憩。
日本橋〜品川間の五十三次は、朝夕の通勤時間にかからないようにした方がよろし。

R0013620.JPG午前9時50分、JR品川駅に到着〜。
思ったより、うんと早く着いちゃった。
まだ疲れていないし、足も痛くない。
東海道五十三次の品川宿は、もう少し先にあるので、とりあえずそこまでは行ってみましょう。
来る途中、江戸時代の名所旧跡がちょこちょことありました。
歴史が好きな人は楽しいだろうなと思いつつ、わたくしはそれほど興味がなかったのでチラ見ですっ飛ばしてきちゃった。
もったいなかったかな?


R0013624.JPG八ッ山橋の交差点。
ずっと国道沿いを歩いて来ましたが、ここから旧東海道に入ってまいりま〜す。

(続く)


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おばぁ攻撃から逃げ回った品川宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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R0013625.JPGあっは〜ん。
さっきまでの交通量と騒音が嘘のように静かな旧東海道。
道が狭くなったので、車は一方通行です。


R0013626.JPG品川宿には、ところどころに公園が作られ、店の脇に休憩用の縁台が出されたりしています。
きれいな公衆トイレもひんぱんにあり、五十三次する人にはホッとできる道です。


だけど、わたくし、この宿場では散々でした。
「おばぁ」パワーに捕獲されてしまったのです。号泣。

さすがにちょっとくたびれたのでしばらくゆっくりしたい、地図を見て今日の予定を再検討もしたいと、公園のベンチに座りこみました。
すると、どこからともなく現れた「おばぁ」が話しかけてきて…。
旅の醍醐味の一つに「人との触れ合い」があると思うし、「お年寄りを大切に」っていうのもわかっているんですが、

雰囲気を読めや。

わたくし、くたびれてて、初対面の相手と気を遣って四方山話する気分じゃないわけよ。
しみじみと旅情に浸っちゃったりしてみたいわけよ。
ボーッとしてみたいわけよ。

だいたい、この手の「おばぁ」に共通するのが愚痴と病気自慢(?)で、それは、わたくしのもっとも忌み嫌う「触れ合い」でございます。
病気自慢に関しては、わたくしも大関程度にはランキングしてもらえると思う。
本気で勝負したいなら負けないよ!

だけどこんなところまで来て、知らない人に自分の病歴を披露する気はないわけ。
かったるい愚痴話も聞かされたくない。
しばらくは「おばぁ」の不幸自慢を我慢して聞いていたけれど、わたくしにはたいして不幸と感じられない内容。
そう、わたくしも、それなりに修羅場くぐって来てますんで、どうしても不幸勝負したいなら、そっち方面も受けて立ちますけど…。

退屈。
不愉快。
時間の無駄。

おばぁが「この前、そこの病院に3ヶ月入院して…」と語りはじめたところで逃げ出した。

興味ありません。さよなら〜。

ヨロヨロと少し進んだところにまた公園があった。
「今度こそ休憩♪」と喜んで入って行ったら、ゲームに興じる「おばぁ」軍団に占領されていました。とほほ…。

公園やお休み処はそれなりにあるのに、いざ腰を落ち着けようとすると、今まで影も形もなかった「おばぁ」がどこからともなく出てきて、近寄ってくるのは何故?

本当に、湧くように姿を見せるんですよ。

旅人を待ち構えているとしか思えない。
捕まえて自分の愚痴話を聞かせ、日頃の鬱憤を晴らしているとしか思えない。
ここは、いったいどうなってるの?
ちょっと座って逃げ出しての繰り返しで、一気にくたびれちゃった。

R0013627.JPG気を取り直して、先へ進むことにする。
旧東海道の品川宿は、ずっと商店街が続いています。


R0013631.JPG商店街の看板にも奴さんのイラストが付いていたりと「それっぽい」。


R0013633.JPG電柱の住所表記にも、しっかりと「旧東海道」の文字。


道の両脇には、小さな神社仏閣が点在しています。
歩いていたら、拍子木を打ち鳴らすような音と大声の読経が聞こえ、「ずいぶん熱心なお坊さんがいるんだなぁ」と思いました。
が、お経の終わりに「たいさん、たいさぁぁぁん」という言葉が。

はて?

歩くにつれて大きくなってくるお経の声に、お寺を探してキョロキョロしていたら、とある中層建築の入り口の通路に祭壇が作られ、お坊さんが壁に向かって読経中。
建物の関係者らしき人が数人、お坊さんの後ろで神妙な顔をして立っている。
たいさん → 退散???

ありゃ〜、出るのね、ここに…。

正午近くなって日が照りつけ、足もそろそろヤバイ感じ。
「今日は行けても鮫洲かな」と考えていましたが、いつの間にか通り過ぎちゃったみたい。
さすがに「品川宿おばぁ攻撃」もなくなった。
暑くなってきたこともあり、ヨレヨレで反応の悪い旅人をとっ捕まえて講釈たれるより、家で健康情報番組でも見ていた方がいいんだろう。
で、かわいそうな旅人は公園を探してやっと休憩♪

ところがですね〜。
陽射しを避けて木陰のベンチに座ったところ、今度は藪蚊攻撃を受けましたっ!
蚊を避けて座ろうとすればカンカン照りのベンチしかなく、それもツラい。
とことんツイていないようです。
気が付かないうちにかなり刺されてしまい、かゆいし。
虫よけスプレーも、虫刺されの薬も持っていないので、どこかで調達しなくちゃ。
こうやって、装備の要不要がわかっていくようです。

くどいようですが、わたくしはリンパ浮腫予備軍なので、蚊に刺されるのもなんだかな〜。
掻き壊し、そこからばい菌が入ると、ヤバいんです。
疲れと暑さでボ〜ッとしてきた脳みそで、虫よけとかゆみ止めのどちらを持っていた方がいいか考えてみた。
そりゃ、両方持ってた方がいいに決まっているけど、荷物になるのよね。
ニワトリが先か、玉子が先かの心境。
結局、虫よけスプレーを使っても何かに刺されることはあるかもしれないということで、かゆみ止めを買うことに決定。

公園の公衆トイレを使わせてもらい、手を洗っていたら、お掃除の女性がやってきた。
「ツアーですか?」と聞かれ、「一人です。日本橋から歩いて来ました」と答えたら、「偉いっ!」とお褒めの言葉をいただきました。
ツアーって何のことかと思ったら、品川宿を散策した後に箱根までバスで行って一泊し、三島への下り道を歩く旅行会社のツアーがよく来るとのこと。
えっちらおっちら生真面目に歩くつもりでいたこちらとしては、おいしいとこ取りでずるっこいなぁと思わないでもないけど、時間がなくて雰囲気を味わいたい人にはいいのかもしれない。
その女性が、「お昼を食べるなら平和島のBIGFUNがいい」と教えてくれた。
競艇場に隣接された商業施設で、ファミレスやフードコートがあり、「安いし、ゆっくりできるよ」と。
こういう触れ合いなら大歓迎。
情報、どうもありがとうございます!

ポケムヒ教えてもらった通り、平和島でお昼を食べました。
BIGFUNにはドンキホーテが入っていたので、虫に刺された時のためにポケムヒも調達。
その後、夫に電話。
ヤツは、わたくしが新幹線で京都へ行き、楽しく観光していると思っているはず。


ぴ「もしもし、わたし。やっと平和島に着きました」

夫「はぁ?」

ぴ「そういうわけで、今日は家に帰るから」

夫「はぁぁ??」

家に帰ってから、「日本橋から京都まで歩いていく」と話したら、のけぞられましたわ。

R0013635.JPG京浜急行の大森海岸駅と平和島の間にある旧東海道は「三原通り」と呼ばれています。
ここは、江戸時代の道幅を残している希少な区域。
幅員は今までよりさらに狭くなります。
現在の感覚では「裏通り」といった幅です。
「昔の人は、こんな幅の通りを『東海道』と呼んで往来していたんだ」としみじみ。


R0013638.JPGんがぁぁ!
こんなに来ちゃった。
やっぱり「街道ハイ」になってたのかな、いかんいかん。


R0013641.JPG午後2時10分、本日の五十三次は京浜急行の梅屋敷駅にて終了。


帰ってから足をチェック。
リンパ浮腫がヤバい太腿は大丈夫。
でも、足の裏にまめができちゃってました。
右親指下に1つ、左薬指と小指に1つずつの計3つ。
潰れなかったのが幸い。
治るまで、おとなしくしています。
やっぱり1日10kmが目安かなぁ。

◇突撃日 2006年7月26日(水曜日)
◇天気 晴れ
◇踏破距離 約14km(日本橋〜梅屋敷)
◇交通費 840円

(続く)


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2006年07月29日

本物の浮世絵をたっぷり見た川崎宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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R0013645.JPG戻って来ました、梅屋敷。
午前11時5分にスタートしました。
今日は川崎宿を越えて新子安駅(JR、京浜急行)まで、11kmを歩く予定です。


R0013646.JPG駅名の由来にもなった梅屋敷が公園になっていました。


R0013647.JPG花の季節ではなかったので、中は至って「普通」です。
誰かが尺八の練習をしていたため、音楽だけは風流で、よろしゅうございました。


R0013649.JPG多摩川までの数kmは、国道15号を歩きます。
ぶっちゃけ、どの地方にもあるような国道で、たいして面白味はありません。
退屈なので、お昼に何を食べようかを歩きながら思案。
候補を天ぷらそばとカツ丼に絞ったところで、くだらなく悩む。
今日は蒸し暑い。
天ぷらそばは暑くて汗かきそうだからヤだな、だけどカツ丼だってご飯は熱いぞ、みたいな。

ばかです、はい。

家を出る時は陽射しがあったのに、ぽつりぽつりと降ってきちゃった。
なんでぇ?
傘がいるほどの降りではないけれど、近くにあったドンキホーテで念のために軽量折りたたみ傘を購入。
前回もドンキーで買物していたわたくしは、五十三次と共にドンキー巡りもしているような…。

R0013651.JPG多摩川に到着〜。


R0013652.JPG川を渡って、神奈川県に入りました。


R0013654.JPG六郷の渡し跡。
今は橋が架かっていますが、昔は渡船だったとのこと。
わたくしも乗ってみたかったな。


R0013655.JPG多摩川を渡り終えるとすぐに川崎宿らしいのですが、道路工事中で旧東海道への入り口がちょっとわかりにくく、恐る恐る進みました。
この道でいいのかな?
「旧東海道」と言っても、水戸黄門や暴れん坊将軍に出てくるような土の道があるわけじゃないので、他の道との判別に時々悩みます。


R0013656.JPGおお、この道で良かったみたい♪


R0013657.JPG川崎宿の中は、旧東海道に添ってところどころに「旧東海道」と記された石柱があり、車道と歩道もきちんと区分けされていて歩きやすかったです。


R0013658.JPG本陣跡。
今は普通のお家の前に看板だけが立っていました。


R0013661.JPG川崎宿で秀逸だったのが、「砂子の里資料館」。
本物の浮世絵が見られます。
今日は、初代歌川廣重の「名所江戸百景」の前半など、約60点が展示されていました。
教科書などの写真では見たことがあったけど、これが本物なのかぁ。
西洋の画家にも多大な影響を与えたと言われるだけあって、ほんと、大胆かつ今でも斬新に感じられる構図。
すごいわ…。

しかもこの資料館、入場無料なんです!

川崎宿の最寄駅は、川崎駅(JR、京浜急行)。
お店がいっぱいあるので、ここでお昼。
あんなに悩んで天ぷらそばとカツ丼に候補を絞ったのに、海老穴子天丼を食べたわたくし。
ばかです、はい。

R0013662.JPG東京方面から来ると、この看板が川崎宿の終わりを示します。
このあたりで日本橋から約19km。


R0013664.JPG京浜急行八丁畷駅の脇にあったタイル絵。
広重の「東海道五十三次」の中の川崎宿(六郷渡舟)の右上部分みたいです。
R0013663.JPG


R0013667.JPG八丁畷を過ぎたあたりから、閑散とした雰囲気になり、車道と歩道を隔てるのは1本の白線のみに。
心細いなり。


しかも、路面が濡れるぐらいの雨が降ってきちゃったんですよぅ。
空は明るいので、通り雨?
少し時間を潰せば止みそう。
ところがこういう時に限って、お店も公園もないじゃあないですかっ!
ドンキーで買った傘をさすと視界が悪くなったり、後から来た車に引っ掛けられそうで怖い。
朝から雨だったら歩かないけれど、途中で降ってきちゃった時の対策を考えないとダメですね。
どなたかのサイトに「車対策のため、身体か持ち物に反射テープをつける」って書いてあったような気が…。
納得。

八丁畷まで戻って電車に乗り、家に帰っちゃおうかな。
でも、お昼に食べた海老穴子天丼を消費するためにも、次の駅まで行ってみようよ。

^(#`∀´)_Ψ・・悪魔vs天使・・†_(゚ー゚*)β

わたくしは日頃の心がけがいいので(ええっ?)、天使がどうにか勝利を収め、とぼとぼと歩を進めることになりました。

でも、今度は足の裏に異変が…。
なんですか、歩くたびに「ぷにぷに」した感覚があるんですわ。
前回作ってしまった「まめ」は、破けることなくぺったんこになり、表面も乾いていたので安心していたんですが、どうやらまた水が溜まって膨らんできたようです。
肉球ってこんな感じなのかなと、家の猫・ワタシを思い浮かべちゃったりしました。
あと2kmほどで京浜急行の鶴見駅。
どうにかそこまでは辿り着きたい…。

R0013671.JPG市場一里塚跡。
江戸から5里目の一里塚です。


ぐや゛じいけど、今日はもうだめぽ。
太ももは腫れていないので、リンパ浮腫の方は大丈夫そう。
まだ筋肉痛も感じない。
だけど、足の裏が痛くて〜。
だんだんひどくなってくる「ぷにぷに感」。
まめが潰れる前に、本日は勇気ある撤退をすることにいたしました。
新子安どころか、鶴見まで行き着けなかった。

無念…

こんなにへんな場所で止めちゃって、次に来る時、時間かかりりそう。
駅と駅のちょうど中間地点だよ、ここ…。

午後2時20分終了。
雨の、ばかぁ〜!
でも、こんなことでメゲてはいかんのだ。
箱根湯本では、這ってでも行ったる。

◇突撃日 2006年7月29日(土曜日)
◇天気 曇り時々小雨
◇踏破距離 約6.5km(梅屋敷〜八丁畷の少し先)
◇交通費 550円

(続く)


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2006年08月07日

灼熱地獄の神奈川宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

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R0013684.JPG足のまめが治ったので、再び出撃。
前回の撤退地点へ向かいます。
この前はJRの駅しか頭にありませんでしたが、帰宅後によくよく地図を見たら、撤退地点の近くに京浜急行の駅がありました (;^_^A


R0013688.JPG戻ってきました、市場一里塚跡。
今日は、神奈川宿を抜けて保土ヶ谷宿の途中にあるJR保土ヶ谷駅までの約10.5kmを予定しています。


R0013691.JPG午前10時出発。


R0013692.JPGしょっぱなから暑いのぅ。
これだけ晴れていると、夕立ちがあるかも。


R0013689.JPG鶴見川を渡ります。


R0013694.JPG川風の涼しさも期待外れに終わり、ひたすら暑い…。


R0013697.JPG川を渡ると、もうすぐ鶴見駅。
このあたりが江戸から21km地点です。
暑い、あ゛づい゛〜。


R0013698.JPG東海道と寺尾道の分岐点。
寺尾道は菊名に通じていたとのこと。


ここで、知らないお兄さんに「どこ行くの?」などと話し掛けられ…。
わたくしの経験から言うと、これはナンパの発端なのかと。
今なら、離婚したり未亡人になっても、もう1回くらいは結婚できそうだ。

R0013700.JPG生麦の魚河岸通り。


R0013701.JPG道の両側は本当に魚屋さんばっかり。
まだ午前中なのに、みなさん早くも店じまいしていました。


R0013705.JPGKIRIN?
ビール?


R0013706.JPGおお〜、横浜工場ですと!
こういうとこって、工場見学とかあって、最後にできたての冷たぁぁいビールを飲ませてくれるんですよね〜。
もう暑くてたまらんので、ちょっと行ってみちゃおうかな♪


R0013708.JPGビール♪


R0013708_1.jpgビール♪


R0013709.JPGorz


やっぱり、よこしまな野望は抱いちゃイカンようです。
が、ひととき希望を持ってしまっただけに、飲めないとなると暑さ感がさらにアップ。
この周辺は、空気にホップの香りがそこはかとなく漂います。
くぅぅ〜 (ToT)

R0013707.JPGあ、これって、歴史の時間に習いました。
生麦事件。


R0013711.JPGしばらく、国道15号線沿いを歩きます。
アスファルトが熱い〜。
車の排気ガスが熱い〜。
お店や家のエアコンの排気が熱い〜。
日影がない〜。
ヘタレそうなので、お昼に何を食べるか考えながら歩く。(←こればっか)
冷やし中華に決定!

このあたりの食べ物屋さんは、みんな、看板に「キリンビール」って入ってるんですよぉ。
ビールが飲めなかった工場見学できなかった無念さがひしひしと…。
お昼に入った中国料理のお店で、隣に座った建築の職人さんが「生ビール!」と注文。
キリンの生が出てきてましたわ。
わたくしは、無料のビールが飲みたかった(せこくてスミマセン)ので、我慢するんだもんね。

R0013712.JPGもうすぐ神奈川宿みたいです。
保土ヶ谷まであと5kmくらいだと思うんだけど、これだけ暑いと無理かも…。
すでに、500mlのペットボトルを2本消費。


R0013718.JPGどうやら、神奈川宿のエリアに入ったみたい♪


R0013721.JPGしばらくなくなっていた旧東海道が出現。
国道15号線を離れ、右手の商店街へ入って行きます。
こういった、国道から旧東海道への入り口がわかりにくいことが多くて、時々迷っちゃう。


R0013722.JPG横浜だ〜。


R0013723.JPGって喜んだはいいけど、上り坂だよ…。


R0013727.JPG坂の上は「台町」という地名でした。
江戸時代は神奈川湊を見下ろす景勝地だったそうですが、今は道の両側にマンションがずらっと並び、海はおろか、すぐそばにあるはずの横浜駅も見えまっせん。

R0013725.JPGこのあたりの車止めは、てっぺんが亀の形。


R0013730.JPGやっと上った坂を、今度はだらだらと下ります。
本当に台地なのね…。


R0013731.JPG歩道に「旧東海道」のプレートがはめ込まれている場所もあります。
日本橋から京都まで、ずっとコレがあれば道に迷わなくていいのになぁ。


R0013732.JPG神奈川と保土ヶ谷の宿場間は4.9km。
気がつかないうちに神奈川宿は抜けてしまい、保土ヶ谷宿のテリトリーに入ったみたいです。


R0013735.JPG江戸時代は、男性だと1日約40km、女性連れでも20km以上は進んだらしいので、日本橋を出発して1日目の宿泊が保土ヶ谷宿というケースが多かったのかも。
かなり大きな宿場っぽい。


R0013734.JPG旧東海道沿いの松原商店街。
ものすごい活気でした。
お祭りなのかなと思ったけど、いつも賑やからしいです。


R0013736.JPG大きな鯉が群れ泳ぐ帷子川。


R0013737.JPG筋肉痛はないけれど、暑くてもうヘロヘロ。
正直言って、心が動きました。
ここから電車に乗って、帰っちゃおうかな〜って。
でも、地図を見るとあと1kmくらいで保土ヶ谷駅なので、最後の根性を振り絞ってみます。

R0013741.JPG天王町駅付近の車止めもユニークでした。
ちょんまげ付きで左腰に刀がある侍の形。


R0013745.JPG大名行列だ〜!


R0013748.JPGJR保土ヶ谷駅到着。
午後3時15分終了。
今日は、予定をこなせました。
心配していた夕立ちもなくてよかったよぉ、嬉し泣き。

保土ヶ谷宿の本陣など、中心部分はもう少し先にあるみたいなので次回が楽しみです。
今までにできてしまったまめが再び「ぷにぷに」してくることはなかったのですが、左足裏の親指下に新しいまめが1つできちゃってました。
潰さないようにしないと…。

◇突撃日 2006年8月7日(月曜日)
◇天気 快晴
◇踏破距離 約10.5km(八丁畷の少し先〜保土ケ谷宿の中ほど)
◇交通費 650円

(続く)


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2006年08月09日

「まめ」対策 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

今までの「キャンサー・サバイバーの五十三次」はこちらをご覧ください。

日本橋を出発した第1回目は、しっかり筋肉痛になってしまい、これからどうなることかと思った。
2回、3回と進むうち、筋肉痛にはならなくなったが、10km程度歩くと「まめ」ができて、その日は終了というパターン。
翌日は、足の裏が痛くて「ペンギン歩き」です。
「まめ」対策ができれば、もっと歩けるんじゃないの?と思いはじめた。

できれば、1日で15km程度歩き、翌日も歩行可能な状態でありたい。
これは、東海道を歩き続けるための布石でもある。
東京に近い今はまだいいけれど、箱根を越えたら往復は新幹線となり、京都に近づいたら宿泊しなければならなくなりそう。
新幹線使って10km歩く、宿泊しても翌日は歩行不能って、ちょっとなんだかな〜と。
それに、東京から離れると、駅と駅の間隔が長くなってくるんですよぅ。
一日かけて次の駅まで辿り着けなかったら、それもなんだかな〜と。
1泊2日で1日目15km、2日目も15km歩けるといい感じかな。
で、「まめ」について調べてみました。

●原因
「摩擦水疱」といい、摩擦や圧迫で起こる。
自分の足に合っていない靴、湿った靴下などが原因。
あまり歩いていないなど、皮膚が慣れていないとできやすく、歩くことを繰り返して皮膚が強化されると、できにくくなる。

●予防
靴の中を乾燥させる、テーピングをする、など。

わたくしは足弱のため、靴はけっこう気を遣って選んでるつもり。
足に合わない靴を履くと、わたくしは、かかとや小指の脇に靴擦れができることが多い。
五十三次でできる「まめ」は、すべて足の裏側なので、靴が合わないのではなく、皮膚が慣れていないんじゃないかと思う。
「雨の日は歩かない」と決めていたため、乾燥のことはあまり考えていなかったけど、ソックスはまめに履き替えたほうがいいっぽい。
足は意外と汗かきで、湿っていると擦れる原因になるとのこと。

SealSkinz ALL SEASON WATERPROOF SOCKSSealSkinz ALL SEASON WATERPROOF SOCKS
汗を素早く吸収して外へ放出し、外からの水分は中へ通さない「防水ソックス」。
ものすごくいいらしいんだけど、わたくしに合うサイズがない〜。
この布地で、テニスソックス丈のサイズバラエティがあったら本気で買いたいです。
わたくしはショートパンツで歩いているので、ソックス丈は短くないと日焼けの跡が…。


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靴擦れの予防に良さげ。
皮膚が厚くなるまではディクトンして、さらに、「まめ」ができる前に緩衝パッドのようなものをあてておくことにする。


装備を見直し、15km歩行にチャレンジしてみます!
時間かかっても、絶対に京都まで歩くんだもん。

ちなみに、

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posted by ぴょんぴょん at 17:25| Comment(1) | キャンサー・サバイバーの五十三次 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

坂てんこ盛りにのけぞった保土ヶ谷宿・戸塚宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

今までの「キャンサー・サバイバーの五十三次」はこちらをご覧ください。
写真は、クリックすると大きくなります。

R0013804.JPG戻って来ました、保土ヶ谷駅。
今日は保土ヶ谷宿を抜けて、戸塚宿か藤沢宿まで行く予定です。
戸塚までは約8.5km、藤沢までだと約16kmになります。
が、しかしっ!

保土ヶ谷と戸塚の間に「権太坂」という、何やらすごそうな上り坂があるんですよぅ。
わたくしのかわいそうなあんよが「もうダメ」と意義を申し立てるかもしれないので、権太坂を越えたら戸塚宿まで行かず、手前の東戸塚駅から電車に乗って帰るエスケープルートも用意。
東戸塚までだと約4.5kmのコースになります。
近い将来に控えている箱根越えのことを考えると、今日は少々無理をしてみて、リンパ浮腫の症状が出てしまうのかを見極めたいのです。
気持ち的にはGoGo藤沢宿なんですが、辿りつけるでしょうか…。

R0013806.JPG午前7時10分にスタートしました。
前回の神奈川宿も暑かったけれど、今日はさらに暑い。


R0013809.JPG商店街を通り抜けて突き当たった国道1号線にあった、保土ヶ谷本陣跡。


R0013810.JPG戸塚まで8kmですか、そうですか。
あ゛づい゛んだよぅ。
行けるかどうか、わかんないよ〜ん。


R0013814.JPGもうすぐ権太坂みたい。
ぶっちゃけ、ビビり上がっております。
坂の先に「投込塚」という、行き倒れの旅人を葬った塚があるそう。
お化けや幽霊が怖いのではございません。
「行き倒れが出るほどきつい坂」という部分がオソロシイのです。
わたくしは、運動不足とか足が弱いというレベルではなく、はっきり言うと「足が悪い」(「悪かった」と言うべき?)ので、かなり不安…。

R0013815.JPG上り口に到着。
う〜ん、やっぱり、けっこうスゴそう。

R0013816.JPG R0013817.JPG R0013818.JPG
とにかく上る、ひたすら上る。
何ですか、後ろに引っ張られるような勾配もあり、きついッス。

R0013819.JPGヨロヨロと進むこと15分ほどで、坂の碑銘に到着。
こういうものは普通、入り口にあると思うんだけど、これからが坂の本番なんでしょうか?
それとも、一番高い場所であると示しているんでしょうか?


R0013820.JPG権太坂の説明看板。


R0013822.JPG「坂の碑銘がてっぺん」という期待は、やっぱり甘かった。
まだ上り坂だよぉぉ。
あたりには、小学校や高校がある。
この坂を、毎日上り下りしてるんでしょうね。
若いっていいな。 (ぼそっ)


R0013823.JPG「てっぺん」らしき場所で撮ったワンショット。
眺めはいいです。


わたくしにとってはなかなかきつい上りだったけど、考えていたほど辛くはなかった。
ママチャリで走り回ってる人もいたし、普通の人にとっては、たいしてスゴい坂ではないのかもしれない。
下りは、急勾配がなく、平坦な道を歩いている感覚。
「どこから下りが始まるのかな?」と思っているうちに、坂を越えた投込塚近くまで来てしまいました。

R0013826.JPG R0013827.JPG
境木立場跡の看板と、現在の風景。
面影は…。
ないですね。

R0013828.JPGそれでも、近くに趣きある建物が残っていました。


R0013829.JPG保土ヶ谷宿と戸塚宿の中間あたり。
この分なら、東戸塚へのエスケープルートは使わずに済みそう。


R0013831.JPG雑木林の道を下っていく。
涼しくて気持ちいい〜!


R0013832.JPGと思ったら、上り出現。
とほほ…。


R0013833.JPG品濃一里塚を過ぎると、道が狭くなりました。
今はいいんですよ。
昼間だし、住宅地だし、横浜市だし、コンビニあるし、車もあるし。
でも、江戸時代は大変だったと思う。


R0013834.JPG柏尾川沿いの桜並木。
雰囲気はなかなかですが、水の流れがそばにあっても、今日は暑いのん。


この後、国道1号線沿いを2kmほど歩く。
汗だくで、500mlのペットボトルを1本消費しちゃった。
今日は、水分をこまめに補給しないと、確実に熱中症になると思われ。
コンビニで飲み物を買ったついでに、食べていなかった朝食用のサンドウィッチも調達して、食べながら歩く。
何かで気を紛らわしていないとモチベーションが下がりそうなほど、とにかくむちゃくちゃ暑いのです。

R0013835.JPG10時35分、戸塚宿の入り口に到着〜。


R0013837.JPG R0013838.JPG戸塚宿今昔。

R0013839.JPG午前10時55分、戸塚駅到着。
はい、今日も今日とて、心が動きました。
もう電車に乗って、家に帰っちゃおうかな〜って。
でもまだ、お昼にもなっていないので、もう少し頑張ってみる。

そもそも今日は、わたくしのあんよがどのくらいの長距離に対応できるのか、その調査も兼ねていたのでした。
戸塚と藤沢の間はほとんど国道沿いを歩くから、路線バスがある。
どうしてもダメだったら、帰る交通機関はいくらでもあるわな。

戸塚の商店街で500mlのペットボトルを買い、しばし休憩。
ぐび、汗だら〜、ぐび、汗だら〜で、全部飲んじゃいました。
飲んだ分は全部汗になった模様。
トイレには、行きたい気分にすらなりません。

R0013842.JPG戸塚宿本陣跡。


R0013843.JPG昔は宿などがずらっと並んでいたんでしょうね。
今は普通の商店街。


R0013845.JPGここで戸塚宿は終わりです。


R0013846.JPG昔はこんな風景だったそう。


R0013844.JPGバスの停留所名を見て、思いっきりのけぞり、かつ、凹む。
「大坂下」ってことはアナタ、この先に「大坂上」があるってこと?
上りってこと?


R0013847.JPG R0013848.JPGひぇぇ〜。

助けて、おかあさぁぁぁん!

って感じ。

R0013849.JPG疲れもあって、苦闘20分。(いや、もう少しかかったかも)
やっと、坂の上らしき場所に到着。


R0013850.JPGやっぱり、眺めは良かったです。


R0013853.JPG中央分離帯に桜の植え込みが作られていました。


R0013854.JPGお軽勘平の「戸塚山中道行の場」の碑。
すみません、歌舞伎や忠臣蔵に詳しくなくて…。


R0013855.JPG日本橋からずうっと国道1号線を来た場合の距離。
わたくしは旧東海道を歩いているため、このあたりで42.5kmくらい。
国道は、道路用地などの関係で、旧東海道を少し迂回している区間があるのかな?


R0013857.JPGこれから行くであろう場所までの距離。
大きなトラブルがなければ小田原までは行けると思う。
静岡までは、う〜ん、行けるのかな…?


R0013858.JPGガイドブックには「旧東海道松並木」うんたらかんたらと書かれていたけど。
松並木なんて、ないじょ〜!
松喰虫の被害で、大半が失われてしまったそうです。うるうる。


R0013860.JPG藤沢市に入りましたっ!
もう、フラフラのこと。
今日はトータルで、500mlのペットボトル4本消費しました。
身体中の水分、全とっかえした気分です。


R0013863.JPGげぇぇ!

ダメ押しのように坂ですかぁ。
ここは下り坂でしたが、膝がガクガクしてるぅ。


R0013864.JPG着いたよ〜!
藤沢宿の入り口らしい。
宿場内に突入するのは次回とします。


R0013865.JPG午後2時40分、藤沢駅着。
いやはや、ものすごく暑かったです。
横浜で34度近くあったらしい。
水分を取りまくったせいか、空腹感がなく、昼食はパス。


R0013859.JPG R0013862.JPG
ちなみに、上記のような側溝の上は非常に歩きにくかったです。
蓋がぐらぐらで、踏んだら跳ね上がって怪我をした、外れて片足が中に落ちたという五十三次の先輩方の話もありましたのでご注意を。

帰りの車中、足に何かついていたので手で払ったら、白い粉がブワッと飛びました。
汗が蒸発して肌に塩の結晶が…。
こっぱずかしかったですわ。

太ももは、ちょっと腫れっぽい。
でもこれは、明日になっても腫れていた場合に初めて「リンパ浮腫かも」ということになるので、今日はわかんないよん。
健康な人でも、長時間歩いた後は、足や手首から先は一時的に浮腫むことが多い。

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ありがたいことに、16km歩いても、マメは一つもできなかった。
できそうになっている箇所もない。
足の裏の皮膚が鍛えられてきたのと、ディクトンスポーツを念入りに塗り込んだ効果かな。
でもなぜか、足の裏が痛いよぅ。
筋肉痛はありません。
箱根湯本までは、確実に行けそうな気になってきました♪

◇突撃日 2006年8月19日(土曜日)
◇天気 快晴
◇踏破距離 約16km(保土ケ谷宿の中ほど〜藤沢宿入り口)
◇交通費 1060円

(続く)


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2006年08月24日

マンホールアートと松並木の藤沢宿 〜キャンサー・サバイバーの五十三次〜

今までの「キャンサー・サバイバーの五十三次」はこちらをご覧ください。
写真は、クリックすると大きくなります。

R0013879.JPG戻ってきました、藤沢駅。
午前9時に出発しました。
藤沢駅からは、江ノ電が出ている。
沿線は湘南の海水浴場が目白押し。
ちょっとココロが動いちゃったりする自分を叱咤激励して、先へ進みます。

R0013881.JPG前回の撤退地点へ向かう途中、きれいに彩色されたマンホールの蓋を発見!


R0013882.JPG前回の撤退地点に到着。
今日の五十三次は、平塚宿の入り口にあたる平塚駅までの約13kmを予定しています。
もしも余力と時間があったら、平塚の1つ先の大磯駅を目指したい。

現在、湘南の旧東海道は、海岸の1〜2kmほど内陸に位置する。
昔は海岸沿いだったんでしょうね。
アップダウンがないので、今日は歩きやすそう。

R0013883.JPG藤沢宿を通る東海道は、どうやら「湘南山の手通り」という愛称で呼ばれているようだ。
確かに、何げにお洒落な感じ。


R0013884.JPG藤沢宿の見どころの多くは、街道沿いから少し入った場所にあるらしい。
わたくしは「旧東海道を歩く」を目的としているので、寄り道せずに進むことにする。
そのせいか、藤沢宿では江戸時代を感じさせるようなものはほとんどお目にかからなかったけれど、古いたたずまいの商店が何軒かあった。

R0013885.JPG藤沢宿を抜けた、辻堂近くの国道1号線。
ガイドブックには「土塁の残る旧道」と書かれている。
右の木立がそれなのかな?


R0013886.JPG松並木もちらほらと。
広重の東海道五十三次の多くには松が書き込まれているためか、わたくしのイメージでは「東海道=松」。
それっぽくなってきましたよ〜。

R0013887.JPGあと3回も五十三次すれば、小田原に行けそう。


R0013888.JPGマンホールの蓋も松。
ってか、これって面白い。
もしかして、市町村ごとに趣向を凝らしていたりするんだろうか?
これからは、マンホールの蓋にも注目して歩くことにいたしましょう。


R0013889.JPG海が近く、東海道ということもあって、いい感じの松並木が続く。
赤松、松林など、松の付く地名も見かけました。


R0013890.JPGこの木はなかなか古そう。


R0013891.JPG茅ケ崎市に入りました。
マンホールの蓋は、海に浮かぶ小船と烏帽子岩に朝陽をあしらった柄。


R0013892.JPGこの蓋は、藤沢市でも茅ケ崎市でも見た。
「仕切弁」「消火栓」などは、この柄みたい。


地下の下水道などの設備のうち、人が入れる大きさのものが「マンホール」で、出入りするために作られた路面の穴を塞いでいるのがマンホールの蓋。
小さくて人が入れない大きさのものは、厳密にはマンホールと呼べない。
というのは知っていますが、一般的にはあまり呼び分けしていないので、わたくしも路面の蓋は便宜的に「マンホールの蓋」って書いてます。
「それは違うんだよ、わりゃ〜」って、突撃して来ないでね。

R0013894.JPG花壇の花も、海っぽい感じ。
好きだ。
こういうのが好きだ。

海が好きだぁぁ〜!


R0013895.JPG横浜あたりまでは車がビュンビュン行き交っていた国道1号線も、だいぶ静かになりました。


R0013897.JPG松並木はさらに続く。


R0013900.JPG午前11時10分。
今日の目標、平塚まであと8km。


R0013901.JPG R0013898.JPG松並木の中でちょっと休憩。

R0013903.JPG素敵な雰囲気のバス停。
バスを待ってみたくなりそう。


R0013905.JPG R0013907.JPG拡張された歩道にも松並木は健在。

R0013909.JPG江戸から14里目の茅ヶ崎一里塚。
ビルの間にそこだけポコッと江戸時代が残る不思議空間。


R0013910.JPG茅ヶ崎駅近くで、彩色版のマンホール蓋発見。
どうやら、繁華街周辺の蓋は景観に配慮してか、きれいに彩色されているもよう。


R0013911.JPG懐かしい郵便ポスト。
こういうものに出会えるのも、五十三次の醍醐味の1つかもしれない。


R0013912.JPGまた海に呼ばれそうになる自分を叱咤激励。
今日は、薄雲がかかった晴れで、今までより陽射しは暑くない。
けれど湿度が高いので、やっぱりそれなりに汗だくです。


R0013933.JPG南湖で、お土産を購入。
「落花生は千葉」というイメージがあったけど、茅ヶ崎や平塚も落花生が名物なんだそう。
本当は「ゆで落花生」を買いたかったのですが、持ち歩くなら保冷剤が必要で、しかも今は豆の入れ替わりシーズンのため、ブツそのものがなかった (ToT)
いろいろな味付けの落花生が並んでいましたが、わたくしは「落花生の甘納豆」を買いました。
意表をついた「柔らかいピーナッツ」の歯ざわりと、普通の甘納豆にはない「ナッツの香り」がして、ハマリそうな味です。

★落花生甘納豆 甘煮にくらべるとしっかり煮ていますが、やわらかく仕上がっています。わたくしが買ったお店の商品ではありませんが、落花生の甘納豆を食べてみたい方は、
落花生甘納豆 甘煮にくらべるとしっかり煮ていますが、やわらかく仕上がっています。
落花生甘納豆 
落花生甘納豆(1〜3名様で楽しめるサイズ)
あたりを要チェック!


R0013913.JPG南湖の左富士之碑。
東海道を京に上る場合、富士山は普通、右に見える。
左手に見えるのは、ここと吉原の2ヶ所だけで、珍しがられたそう。


R0013916.JPG親子か兄弟のワン。


R0013917.JPG右側のワンが、えらく愛想よかった。


R0013919.JPGお昼近くなって暑いので、ニャンは昼寝中。
だだっ広い場所で堂々と寝ている肝っ玉の太さと、なにげに日影をキープしている「ちゃっかりさ」に笑った。


R0013920.JPG1時10分。
これより平塚市に入りま〜す。


R0013925.JPG相模川を渡った先にあった案内板。
塚そのものは、現在残っていないようです。


R0013926.JPG平塚市のマンホール蓋。
写真ではよく見えませんが、左右にある○の中には、「サンリオ」チックな流れ星のイラストが書かれています。


R0013927.JPGこちらは、そのイラストを大きくあしらった蓋。


R0013928.JPG平塚名物の「たなばた」柄。
町名も入ってる!


R0013931.JPGやっぱりあった彩色版。
平塚の繁華街で見つけましたが、人通りが多いせいか、色が落ちちゃってる?
次回の五十三次で、もっとしっかり色のついたものを探してみたいと思っています。


R0013929.JPG左へ曲がるとJR平塚駅。
まっすぐ行くと平塚宿に入って行きます。

平塚宿を抜けて大磯まで行こうかとずいぶん迷ったのですが、あと4km程度歩くことになり、ちょっときついかな。
足の裏は、痛くなりはじめると急激に痛みが増すので、大丈夫な今のうちに、今日はここで帰ります。
快晴ではなかったけれど、それなりに暑かった。
トータルで、500mlのペットボトル3本消費。
暑さと疲れでやはり食欲が湧かず、今日もお昼は抜きでした。
午後1時45分終了。

日焼け止めは塗ったけど、海の近くを歩いてきたので、かな〜り焼けた気がする。
帰りの電車はボックス席。
ちらほらと立っている人がいる混み具合の中、空いている席があったので行った。
欧米系の男性が3人、向かい合わせで座ってる。
あ、こりゃ、残りの1席に座るのは勇気いるわな。
話している英語がイギリス風の発音だったので、これなら話し掛けられてもどうにかなるかな(わたくしの英語スキルは米語が非常に弱い)と、ビビりつつも座らせてもらった。
海水浴に行ってシャワーを浴びずに帰ってきたらしく、「僕たち、海くさいかもしれない」と謝る、愉快なお兄ちゃんたちでした。

◇突撃日 2006年8月24日(木曜日)
◇天気 晴
◇踏破距離 約13km(藤沢宿入り口〜平塚宿入り口)
◇交通費 1590円

(続く)


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